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You need chaos in your soul to give birth to a dancing star.
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# bloodthirsty butchers / LUKEWARM WIND

 【★★★☆】

「またbutchersじゃん!」と4HOU8POUから非難の声がきそうだなぁ…。

んが!今回は声を大にして言わせて下さい!
金輪際bloodthirsty butchersについて書くことは2度と無いと思います。 
何故なら…私にとって"bloodthirsty butchers"とはI'm standing nowhere~LUKEWARM WIND~kocorono...にて完結しているからなのです。(もうちょっと正確に言うとテヅカオサムトリビュゥトの"名もなき星"と△の"襟が揺れてる"まで)
誤解を受けても仕方が無いのですが…私が「魂をブチ抜かれた」butchersとはまさに「ここまで」なんです。但し、決してそれ以降のbutchersを否定しているわけではありません。まぁ…全てがというわけではないのですけど"banging the drum"は大好きなalbumですしやっぱり新作は気になっちゃいます。

ただ…私にとってはもう違う"butchers"なんだなと個人的に感じてしまうのです(このあたりは以前書いたninedayswonderに近い感覚ですね…本当に失礼な言い分で申し訳ありません…個人的な思い入れなので)。

さておき、LUKEWARM WIND。kocoronoを聴いてすっかりbutchersのtoricoになった私は「他のalbumはどこなん?」と探していたところ何故かジャケが何種類もあるalbumを発見。「何故に?」と思ったのですが、これ再発盤だったんですね。他にもフクロウversionとかオリジナルとかありましたが意味も無く(笑)上のジャケを選びました。
再発盤は'99年、オリジナルは'94年にToy's Factoryからのリリィス。One Shotの契約だったのか、それとも単に売れなかったのか知りませんが(笑)Toy'sから1枚onlyのリリィスです。Toy'sって結構キツいからなぁ…。
さてコタツに潜って(冬だった)すごいヌルいスタンスで(笑)ヘッドフォンをガブリと装着したのですが…「んがっ!?ええっ!?ナニコレ!?」と凄まじい衝撃を受け…さらにコタツの奥へと潜り込みました(笑、寒いんだもん)。
だって毎日kocorono聴いてた人がLUKEWARM WIND聴いたらそりゃびっくりしますよ!もはや完全にコタツと一体化した私は興奮のあまり「マヂかぁ!そうかぁ!そうだったのかぁ!ちくしょうめぇ!」とコタツ人間バタンバタンです。迷惑だ。
いや、ほんとに嬉しい裏切りでしたね。kocoronoの跡形も無い完全なるPost Hard-Coreじゃないですか!何というか逆に納得しましたねぇ。無茶苦茶恰好良い。すげぇ。

以前ある友達がボソッと「butchersはLUKEWARMで解散してりゃよかったのに…」と聴こえないように呟いたのを私は聴き逃さなかったのですが、実は「嗚呼。嗚呼。その気持ちわからなくもないなぁ…」と共鳴する部分もあったのです。
おそらく世間的にはbutchers=kocoronoという図式になっていると思いますし、私も間違いなくkocoronoはバケモノだと思います。が。同時にLUKEWARMも間違いなくバケモノだと思う。若干LUKEWARMの影が薄い(?)のが個人的に寂しいのですが、もし体感したことのない方がいるのなら是非とも手にとってコタツ人間になって頂きたい(笑)。
兎に角'94年にしてこの音は早過ぎたのではないか。不協和音…というか変則をひたすらにブチ込みながらにしてキメには脳裏から離れることの無いキャッチィさも併せ持つ。特筆すべきはsoundと濃密に溶け合う日本語詩。正直今(2010年)まで様々な音を聴いてきたけれど、このしなやかなるHard-Coreと日本語詩の濃密なる絡み合いに勝るものは無い様な気がする。果たして如何なるものに影響を受けた結果が「これ」なのだろう。
ちなみに本作は海外録音。produceはEric Holland。余談になるがEric Hollandは"STEEL POLE BATH TUB"とも縁が深い(butchersとも共演経験あり)。

STEEL POLE BATH TUBは'90以前からの大ベテラン。実はbutchersを知る前から大好きだったバンドで'90当時は所謂"JUNK"にカテゴライズされるような音だった。Big Black,Rapeman辺りの音が好きな人にはお勧めかもしれない。
Eric Hollandのproduceのせいかグッシャリと潰れたギタァサウンドではなくナチュラルながらひたすらにsolid感が漲っている。相変わらず射守矢さんのベェスは爆音だがそこはbutchers故の恰好良さと言っていいいと思う。
注目したいのは吉村さんの歌詞。常に天然なる歌詞を披露してきた(失礼)吉村氏だがシリアス…というか所謂「恰好良い」歌詞を本作では披露。正直こういう歌詞が書ける人だったとは驚いた。賛否が分かれるところだろうがこのsoundにしてこの歌詞はアリだと思う。
世間的にどの程度本作が評価されているかはわからないが胸を衝く日本語詩とPost Hard-Core的soundの奇跡的融合は紛れも無く日本を代表する名作。事実後続に影響を与えているのは確かで、曲題をバンド名とした"LOST IN TIME"というバンドすらいる。



M1.なんだかかなしい

すげぇ。いや、本当に凄い。タイトルからして予感を感じさせられるが予感どころの話じゃない。凶暴なる激疾走の果ての極北は「 つかむ嘘 先のことなど 全て見えている なんだかかなしい 」だなんて…。正直このセンテンスと殺傷力を超えたものなど聴いたことが無い。が。感じない人は全く感じないのかも。そっちの方が幸せなのかもしれない(厭味でなく本心で)。
1曲目にして本作の全てだと思う。


M2.Don't break me

M1.と双璧を為す大名曲。もう説明なんて蛇足なのかもしれない。が。1つだけ。吉村氏のギタァに対する賞賛は誰もが知るところだが「静」におけるギタァの世界観にはもうひれ伏す以外に無い。Hardな側面に目を奪われがちだがセンスとはこういうところで発揮されるのだと思い知らされる。
このM2.,M1.にて完全降伏せざるを得ないのは仕方のないことだと思う。


はい。すいません。口調を戻します(笑)。
実は正直に言いますとM1.,M2.には凄まじい衝撃を受けたんですけど。他の曲は「恰好良い」ことに間違いは無いのですが何故か「残らない」という感覚も。あらためて50回(以上)聴いてみたのですが(本当)うーん。いや。いや。やっぱり恰好良い。否定もできないんです。というか"なんだかかなしい"と"Don't break me"が突き抜け過ぎているのでは…ということでしょうか。

kocoronoはともかく、I'm standing nowhereが【★★★★】、LUKEWARM WINDが【★★★☆】…。世間的価値観とズレてるかな。私にとってはnowhereの方が突き抜けてるんです。全曲ハズレ無し。「残る」んです。多分絶対話題にものぼらない"firebird"とか凄く好きなんです。やっぱり私は捻くれてるのかな。むん。むん(泣)。

nowhereの時に紹介し忘れたので。これはBacteria sourからのbutchersのalbumなんです。内容はI'm standing nowhereなのですが曲順が変わっています。いきなりroomブチカマしますからねぇ。Heavyっす。で。何といっても目玉はカラスの7"にカップリングされていたWaterとMother fuckerが収録されているんです。水(Water)は半端無い激名曲ですので銀盤化されたのは嬉しい限り。

むーん。何だかスリィピィス時代を神格化しちゃってるみたいですけど。


実は実際のLiveでは95%(当Blog比)裏切られてるんですよねぇ。
正直、逆消費税ですよ。全く(笑)。
| comments(2) | trackbacks(0) | 17:03 | category: bloodthirsty butchers |
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コメント
すいません…お休みを頂いておりました(ごめんなさい)。
BTBのLUKEWARMは本当にサウンドもSOLID !!!
歌詞もかなりHEAVYですね。当時何かあったのかなと勘ぐってしまうくらい(苦笑)。

今は「完全版kocorono」がリリィスされていますが是非ここに新たに収録された「1月」を聴いてほしいです。その歌詞を含めLUKEWARMを超えるヘヴィさがありますので…大名曲です。

LUKEWARM…もう入手されたかもしれませんね。
| 笹野みちる | 2011/01/22 9:23 AM |

ブッチャーズ初期ってそんなシリアスなんですか。
lukewarm wind ほしい
| そば | 2010/05/09 10:35 PM |

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