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You need chaos in your soul to give birth to a dancing star.
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# Raid World Festival / EBISU LIQUIDROOM(2009.5.16)

・・・こんなにも早くLIQUIDROOMに帰ってくることになるなんて・・・。
(先月もISIS,sunn O))),boris,envy,GROWINGを観たばかりなので・・・。)
これというのもLIQUIDのフライヤーがいけないんです。
まさかよりによってPELICANとMONOが出るなんて・・・反則です、ほんとに。
・・・とか言いながら実はそんなにヘヴィなファンではないのですが(・・・この前も同じこと言ってたような気がしますが・・・)、やっぱり気になります!観たいです!
と、いうわけで、コアなファンの方々の片隅で・・・隠れてこっそり観てきました。



・world's end girlfriend

だいぶ早く着いたので、ロビー(?)のところでひとり「ぽつねん・・・」としていました。
「今回はゆったり観れるかなぁ・・・」とぼーっとソフトドリンクをクピクピ・・・。

おお、始まったようですので急いで会場の中へ。(ぼーっとしてるんじゃなかった・・・。)
わ、もう観る場所がないです・・・。
仕方なくステージ見えないですけど後ろから背伸びして・・・。

むーん、今までに聴いたことのないかんじです・・・。
「インストバンドにありがちな整合感」をあえて破壊しているのかな?と思いました。
ひたすらに屈折したメロディー感と、とにかく迫力を感じるリズムとサックス(?)。
・・・感覚的にはフリージャズに近い感覚を受けます。

すごく印象的だったのは、wegは後ろに映像を流しているのですが、終盤の方でしょうか、「様々な建物が崩れ落ちていく」という映像のリフレインをバックに、急に今までの混沌をを覆すかのように整合感のある演奏を打ち立てる。
「あぁ、このもっていきかたはすごく美しい感覚だなぁ・・・」と全体に身をまかせていると、「そんなわけがないだろう」と言わんばかりに再び屈折した世界観に突き落とす。
・・・思わず「ニヤリ」としてしまいました・・・。

ちなみに・・・言いたくないのですけど・・・ものすごく恥ずかしいのですが・・・実は・・・。
思いっきり「world's end girlfriend」と「LITE」を勘違いして観ていたのです・・・。
(・・・LITEが始まって初めて気付いた・・・。)
・・・これはもうwegとLITEのファンの方に半殺しにされてもまったくもって文句は言えないですね・・・。
・・・いくらステージが見えないからとはいえ・・・。
っていうか、音で気付かないって、いったい・・・。(かなり落ち込みました・・・。)
(・・・言い訳ではないのですが、両バンドとも初聴でしたので・・・、申し訳ないです。)

・・・ともあれ、前述の「ニヤリ」には嘘はないです。
wegはほんと一筋縄ではいかないバンドだなぁ・・・。
(ちなみにツインドラムだったそうです。どうりで・・・。)


・LITE

会場をいったん抜けて小休憩です。
フルで会場にいるのはさすがに体力が・・・。

モニターの様子を見て「お、始まる!」と再び会場へ。
今度はフロアに降りないで会場の右袖からバンドが見える位置に移動しました。

初めて観る(前から観たかったのですが・・・)のですが・・・。
もう!いきなり!体ごともっていかれる!!!
・・・とにかく・・・凄いです!
インストですとtoe(ライブ・・・凄い・・・)やMOGWAI,SORTSなんかが好みでですが、LITEはこれまたまったく違うベクトルを叩き出す。
インストバンドにありがちな叙情性とは真逆のベクトル。
とにかく恐ろしい切れ味!攻撃的リズムのフックが刺さりまくる!
あの・・・ぶっちゃけ・・・ものすごい、好みの音です。
攻撃的音像からミドルのアルペジオにもっていく・・・と思いきや、再びリズムフックの応酬!!!
あぁ、もうツボに刺さりまくりです。

ギターも素晴らしいのですが、なんといってもベースなのです!!!
高音弦を多用したその音はギター以上の存在感を出しまくっています。
「えっ?これベースの音!?」と何度感じたことか・・・。
もうとにかくべ−スがかっこよすぎます!
惚れた!!!

テクニカルではあるのですがもうそれ以上にバンドの『熱』を感じる。
それはもう一番大事なことだと思います。

ただ・・・wegなんかが好きな人にはLITEは「キャッチー」の一言で片付けられてしまうんだろうなぁ・・・、なんていささか寂しく思ってしまうのですが・・・。

・・・人の価値観は様々ですのでしょうがないことですが・・・、wegもLITEも同列にこころに刺さったんだけどなぁ・・・。

ギターの人の着ていたマイク・ワットのTシャツに思わず反応してしまいました(笑)
(splitをだしてるんですね・・・。)


・PELICAN

タスクのメンバーによる別プロジェクトとして始動したバンドなんですね。
叙情轟音をまとうインストゥルメンタル・ポスト・メタル、シューゲイザー・メタルとも呼ばれると・・・。
これはもう嫌でも期待してしまいます。

ここからはもう休憩なんかしていられません!
そのまま会場に残りドキドキです。

始まりました!

あ・・・あ?
・・・あれ?

・・・こんなかんじなんですか・・・?

・・・あの、結論から言ってしまうと・・・『平坦』・・・のっぺり・・・。

いや、確かに凄い轟音なんですけど、まずその音の粒がぬるい・・・。
「sunn O)))」のような圧倒的な轟音でもないし、生理的快感を呼び起こすような硬質な(ガリッとした・・・)音の粒でもない。
ただ大きい音・・・。

・・・あの、メロディーも感じられません。
(・・・シューゲイザー・メタル・・・?)
音源をちゃんと聴いていないと言われればそれまでなのですが、それにしてもこれは・・・。
・・・曲の違いがわからない、ただヘヴィというか・・・。

まあ、さすがは外人というかドラムはやはり圧倒的なのですが、抑揚のない轟音と圧倒的ドラムの配合にバンドマジックはまったく生まれず。ただ、淡々と。

時折、二本のギターが見せるディレイの高音が救いといえば救いなのですが、時既に遅し、というか・・・今さら・・・特に・・・。

「ISIS」が凄まじかっただけに(立ち位置が違うので比較するものではないのかもしれませんが)、これは・・・。

・・・酷い・・・。

期待をしすぎてしまったのでしょうか・・・。


・MONO

もう・・・腰が・・・かなりきているのですが・・・、行きました!最前列!!!
とにかく「生」が観たいんです!
と、思ったら皆さん同じ気持ちのようで前に来る来る!
結局皆さんの迫力に負けて押し出されてしまいましたが・・・(泣)

メンバーさん登場。
Takaさんは照明のせいだったのでしょうか、全身タイトな「赤」の服に見えたので、思わず「DMBQ」・「ゆらゆら帝国」を思い出してしまいました(笑)
ロックンロール・スター!

セットリストですがおそらく、「Hymn to the Immortal Wind」全てではないかと思います。

1. Ashes In The Snow 
2. Burial At Sea
3. Silent Flight,Sleeping Dawn
4. Pure As Snow (Trails Of The Winter Storm)
5. Follow The Map
6. The Battle To Heaven
7. Everlasting Light


ギター陣は椅子に座って演奏するのでかえってフロアにいると観にくいんですよね・・・。
それでもなんとかTakaさんだけは(背伸びをして)見ていましたが・・・。

一曲目・・・。
Tamakiさんの美しい鉄琴から始まる「Ashes In The Snow」
ストリングス部分に関してはTakaさんが全てオクターブ奏法でカバーしていました。

そして・・・一曲目から轟音爆発!!!
やはりCDとはまるで迫力が違いますね・・・。
ギターお二方ともアンプ2台ですし・・・。
音の粒の細かい好みの轟音でいきなりぐっと胸倉をつかまれた感じでした。

そしてCDの流れの通り静寂と悲哀の流れに深く潜っていきます。
MONOのライブを観るのはこれが初めてですので、MONO自体のライブでの雰囲気というものをまったく知らないのですが、『静寂の深い森』というような感覚を受けました。
(・・・以前からこのような静寂を基盤とするライブだったのでしょうか・・・)

『静寂の深い森』の中で、時折に光の射す(超絶轟音・・・!という)感覚。
しかしあくまで静寂と悲哀の音は果てしなく続く・・・。

うん!インストというかたちのバンドは多いのですがこの匂いにはとても惹かれますね!
・・・もっとはっちゃけてくれても嬉しいですけど(笑)

・・・そして、「Everlasting Light」・・・!
あらためてライブで体感して「名曲」だなぁ、と感激しました!
Tamakiさんの美しいピアノ・・・。
そしてTakaさんが超絶轟音の中、右手を高く上げてJAZZMASTERに何回も何回も振り落とす姿・・・。
・・・ただただ、美しい・・・。

最後の轟音が渦巻く中、ギターが2人同時にアンプを落とした(=静寂=暗闇へと)ところに痺れました・・・。

このライブの世界観をうまく例えることができないのですが、あえて言うなら、村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」(特に「世界の終わり」)を感じてしまいます。
(・・・「世界の終わり」に「光=轟音」はないですが・・・。)

・・・うん・・・、やっぱりライブは・・・凄かったです・・・。
「Hymn」を聴いたときは正直、「平坦」さを感じていたのですが、ライブを観て納得し、発見することができたのはとても・・・嬉しいです。

う・・・ん、ただですね・・・、MONOは受け入れられる人と、そうすることが出来ない人とが結構極端に別れてしまうような気もします。
MONOに限らず他にもそういうものは多くあるのでしょうが・・・。


そうですね・・・今回の順位はMONOとLITEが同率1位です!

おめでとう!!!
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