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You need chaos in your soul to give birth to a dancing star.
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# Blonde Redhead / Blonde Redhead
 
 【★★★☆】

・・・Blonde Redhead、頻繁に日本に来てくれませんよね・・・。
・・・本当は小さいライブハウスで観たいのに・・・。
(・・・フェスなんかじゃ物足りないです・・・)

・・・などと愚痴ってる場合じゃないですね・・・。
今回は『Blonde Redhead』の、しかも『1st』をご紹介致します。

Blonde Redheadというと皆さん「touch & go」のイメージが強いかと思われます。
実際、touch & goの一翼をガッチリ担ってきたバンドなんですから!
(・・・しかもプロデュースにはFUGAZIのギィが常に係わってきたという・・・)
しかし、実は1st,2ndに関してはsonic youthのスティーヴ・シェリーのレーベル『Smells like Records』(・・・なんていうレーベル名・・・)からのドロップなんですね。
(同じくプロデュースもスティーヴ・シェリーですね)

touch & go時代には変則的というか他に類を見ない不可思議な世界観を作り出し、ノイジーなギターでありつつもシューゲイザーとは全く違う『間』を生かした見事な音楽を作り上げていました。
現在ではBlonde Redheadはさらに『深化』をとげtouch & goから4ADに移籍、ノイジーなギターは影を潜め、まさしく4ADらしい『耽美』な世界を作り上げています。
(・・・これまた素晴らしいんです・・・)

Blonde Redheadは「Simone Pace」・「 Amedeo Pace」による双子兄弟、そして紅一点であり日本人でもある「Kazu Makino」(1stの時点ではベースも在籍していたが、その後すぐに脱退。その後同じくtouch & goの『Enon』に加入)によるベースレス3ピースバンドとして現在まで活動中です。

Blonde Redheadとの出会いは・・・忘れましたね!(笑)
いや、この音源を手に入れたときの衝撃は今でもはっきりと覚えているのですが、大体何故これを買ったのかが全く記憶に無いのです。(笑)
まあおそらく適当に音楽雑誌でも漁ってうつろに名前でも覚えていたのでしょうが本当にいい加減なものですね。(笑)
何故かこんな田舎でもBlonde Redhead(日本盤)が流通していまして、Smells like Recordsのことは一応知っておりましたので、それで手にとってみたのではと思うのですが・・・。

・・・はっきり言いましょう、このアルバムはその年の『年間BEST3』に完全にランクインしました!・・・

Smells likeから出ている以上、sonic youth的影響を受けているのは予測していたのですが、確かにこの1stはsonic youthマナーのラインにありつつも、凡百とあるsonic youthもどきとは完全に一線を画していました。

sonic youth的オルタナティブギターのセンスもさることながら、何より全体を司る『叙情性』がずば抜けている、というかもう完全に私のツボにハマってしまったのです。

・・・私はよく『叙情性』というポイントを重視する傾向があるのですが、私が言いたいのはいわゆるemo的な『泣き泣き』ではありません。
(・・・まあ、そういうのがはまって好きなバンドもありますが・・・)
・・・悪い例を出して大変申し訳ないのですが、例えば「MOGA THE ¥5」なんかの2nd以降・・・。
「・・・正直、いくら何でもやりすぎじゃないかなぁ・・・」とげんなりしてしまいました・・・。
(但し、MOGAの『PEOPLE+5SONGS』は無茶苦茶最高です!)

この1stはなんというか『寂しい』感じ・・・そう、まるで『子守唄』(・・・なんか一向に眠れそうになさそうな気もしますが・・・)のような感覚を覚えるのです。
曲の展開がどうたらこうたら、というよりもこの全体を包みこむ空気感、どことなく「ポーティスヘッド」を匂わせるような曲の感覚、さらにそれを裏付けるオルタナティブなギターが私を思い切り『ぶち抜いた』んですね。
(・・・もちろん、Kazuの声も・・・)


・・・私のお気に入りの曲は・・・

・M1  I Don't Want U
・M4  Without Feathers 
・M5  Snippet
・M8  Girl Boy
・M9  Vague (日本盤ボーナストラック)

・・・と、いったところでしょうか・・・


Blonde Redheadは2ndから劇的にsonic youthマナーを離れ、完全に自分たちの世界を構築していきます。
touch & go時代の音源、そして更なる境地に踏み入れた4ADでの耽美なる世界、正直どれも1stと比べて遜色ない(或いは遥かに上を行くと言っても過言ではない)ものです。

・・・どれも勧めたいくらい・・・。

今回もについては(他の音源と比べてという意味で)悩みに悩んだのですが、何よりも先に『ぶち抜かれた』という初期衝動を考慮した結果、このような形になりました。
(・・・大いに反論はあると思います・・・)


Blonde Redheadのの中ではある意味異色の音源だと思いますが、私はとても素晴らしいと思います。
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