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You need chaos in your soul to give birth to a dancing star.
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# SEROTONIN / UNIVERSAL TIME CONSTANT
 
 【★★★☆】

・・・SEROTONIN・・・。
何故今までちゃんと聴かなかったのだろうかと本当に後悔してしまいました・・・。
これは・・・素晴らしいです・・・。

出会いは確か、高円寺のBASEあたりだったかと思います。
当時は割といわゆる『激情HC』というものに『げんなり』していた頃でした。
(いや、大好きなゆえに結構外れも多いなぁと感じていたということです・・・。)
「うーん、また激情くずれ(ひどい・・・)かぁ・・・。」などと思いつつ一応は買ってみたわけですが・・・。
今考えてみるとむしろ私の方がいわゆる『激情HC』の型にはまっていたのかなと思うのですが、とりあえず一聴してそのまま棚の奥へと消えていったわけです。

で、時は経ち、先日いろいろCDを整理しておりましたところSEROTONIN君が「おーい!」と呼ぶ声をたまたまキャッチしたわけです。
特に期待もなく出勤途中カーステレオに突っ込んでみる・・・。
『・・・!!!?、これ、すごくよくない!?・・・』
と一気にテンションが上がり、「・・・これは・・・出勤している場合じゃない(いや、場合です)!」と、出勤しました。(笑)


いわゆる激情HCのお約束的展開、とりあえずギターがこれでもかとばかりに「ギャーッ!」と鳴ってて、ヴォーカルも絶対何言ってんだかわからないくらい「ギャーッ!」と叫んでてて、でも絶対泣きメロで、次はとりあえずくっつけました的な静かなクリーント−ンになって、絶対最後はみんなで「ギャ−ッ」となっておしまい、という展開はほぼありません。

非常に微妙な「泣き」の要素もあるのですがそれはメインではありません。
まず圧倒されるのは「激」の部分において、リズミックに刻みつつもその中にとにかくテクニカルなシングルノートのリフをこれでもかといわんばかりにぶち込みまくることです。凄い。
この部分だけでも痺れるのですが、私が個人的に「いいな」と思ったのは「声」ですね。
もちろん叫ぶパートも多いのですが、それ以上に普通に「うたう」パートが非常に多い。
「激」のバックで普通に歌う、それがまたいいんです。
下手をすればただのemoになりそうですけど、テクニカルなリフとemo的泣きメロの排除ゆえかその罠には陥らない。
さらにクリーントーンのパート(・・・これまたセンスある・・・)にもその「うた」はフィットします。
少し違うかもしれませんが、若干「ENGINE DOWN」あたりの「声」も思い出させますね。
この「テクニカルなリフ」と「うた」という異様な組み合わせは意外とありそうでありません。
(・・・多分本人たちは全然狙っていないと思いますが・・・)

そしてこのバンドを最強にせしめているのはなんといっても1曲における「展開の密度」ですね。
とにかくここが半端ではありません。
「動」のパートが終わったのでとりあえず「静」のパートをくっつけてみました的な要素は一切なし。
とにかくよく練られている。びっくりします。
(こういう曲を作るバンドは個人的に大好きです!)

・・・例を挙げれば・・・。

・クリーンアルペジオをバックに「うた」→一瞬のみディストーション「攻撃的リフ」→再びクリーン「うた」・瞬間「攻撃的リフ」の繰り返し→不穏なクリーントーン「うた」→ディストーション・ミュートリフ→ディストシーョン・テクニカルリフをバックに「叫」

・エイトでのクリーントーン「うた」(ここがまたセンスいい・・・)→クリーンのまま変則的テクニカルリフ→ディストーション・ミュートリフをバックに「うた」→ディストーションのまま明るい雰囲気のコードに変化「うた」→攻撃的テクニカルリフ

・・・とか。きりがないのですが・・・。

・・・なかでも珠玉の曲は・・・。

・M3. Broken Canvas
・M4. Eyes Reflecting Images
・M7. Labyrinth

あたりはいい感じですね。
「M7. Labyrinth」にいたっては10分を越す大長編ですが全く飽きさせません。
 


では何故に【★★★★】には至らないのか?

これはもう悩みに悩みました。
私も正直初めは4つは確定だと自分でも思っていましたし。

ただ、2点、引っかかることがありまして。

まず1点。
それは私の中の【★★★★】にあたる音源に比べて今ひとつ『フックが足りない』と感じてしまうのです。
それは「リフ」でも「メロディ」でも「リズミック」でも「変則感」でも「不協和音感」でもどんな要素でもいいのですが。
「展開」も「テクニック」も「声」も驚かされましたが、何故か「これだ!」と決して脳裏から消えないという要素がないんです。
つまり、「・・・正直・・・これならもっとフックのある要素をもったバンドがいるしなぁ・・・」と、思ってしまうんですね・・・。
(・・・いや、ものすごくいい線はいっているんですけど・・・)

そしてもう1点。
かなり聴き込んだのですが、聴いている間は「いい!」と思うんですけど・・・残らないんですね。
・・・私の脳内MP3で再生してくれない・・・。
「まだまだ聴き込みが足りない!」、「お前の感受性が低い!(あぁ!その可能性は充分あります・・・)」とのお叱りがあるのは充分覚悟しているのですが、やっぱり本当に「これだ!」と思うものは聴き込みの回数にかかわらず私の頭の中でその音が再生するんです。
(・・・私の脳内MP3がポンコツだという可能性は確かに認めます・・・)
・・・この点に関してはほとんど言いがかりに近いよなぁ・・・と、私も呆れています・・・。

・・・うーん、3.9というのがあるならそれでいいんですけどね・・・。


ただし!SEROTONINに関してはライブの映像があるそうなので、是非そちらを入手して観てみたいと思います。噂ではライブはかなりの衝撃ものだそうなので。

そちらでおそらく私の今のモヤモヤ感を吹っ飛ばしてくれるだろうと期待しています。
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