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You need chaos in your soul to give birth to a dancing star.
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# FRICTION / 軋轢

 【★★★】

1980年リリィス作品「FRICTION/軋轢」。共同Producerとして「坂本龍一」を(何故か)迎える。
yes!!! 嬉しいですね。こういう再発盤はヴィシヴァシ!ヤっちゃって頂きたいのです。

さて。何を書いていいものやらということなのですが私のトンチキ文章などより兎に角!この再発盤に封入された「大鷹俊一」師匠(私の尊敬する大好きなライタァの1人)のライナァノォツが本当に素っ晴らしいのでリスペクトを込めて「1部」抜粋致します。
FRICTION

何度も書いているが、ボクにとって日本で最高のビート・バンドはフリクションである。
今も変わらない。あの呼吸すら忘れさせるように攻めてくるビートのことを思い出すと、無性に熱くなる。ロックのビートがスタイルじゃない、パンクがポーズじゃない、音楽のパワーが音の表面からだけのものじゃないことを骨の隋から教えてくれた日本のバンドがフリクションだった。
もちろんそれまでだって沢山の日本のバンドを見てきたし、ライヴの現場に足も運んではいたが、彼らほど鋭く音を屹立させた存在はなかった。
パンクだから、インディだから、ロックだからという甘えもエクスキューズもなかった。極点にまで音を削り上げていった結果として、鍛え上げたアスリートだけが描き出せる類のビートを獲得していた。瞬間芸として、そうした世界を創り上げることは可能であったとしても持続することは、はるかに困難である。それは生き物としてのビートを響かせ続けることだからだ。そして、今もどこかで"フリクション"は牙とバネを研ぎ澄ましている。そう考えるだけで、ボクは自分が勇気づけられる気がして、かってに元気になっている。
ということで私が書くべきことなど御座いませんので今回はこれにて「終了」…。
(これを世間で言うところの「パクリ」といいますね)

流石にここで終わらせますと確実に「著作権侵害」で訴えられそうな気が致しますので何とか無理矢理にでも私の勘違いも甚だしい小学生低学年的「感想文」をくっつけてみたいと思います。iya!でも我慢して下さい。お願い。

この日本のRockin'史上燦然たる金字塔として輝く"軋轢"(=まさしく"FRICTION")ですが…もしかしてあんまり知らないかなぁ。まぁ…別に問題ないと思います(笑)
さて、この"軋轢"ですがまさに「金字塔」として丸く収めるのが一番問題ないでしょう。
…が。「が」?
あの、決して無理矢理あら探しをするために音源を聴くとかそういうのは全くないです。
「金字塔」だから敢えてアンチを唱えるつもりとかも全くありません。
ただせっかく聴くからには現在進行形というか「今の耳」にてグァッチリ聴きたいなぁと。昔の音源だから「まぁ、こんなもんだろう」的なアチチュゥドは自分に対してもバンドに対しても失礼というかOUTだろうと。

RECK(vo.ba.)のヴォゥカルはこの時点において無二です。好き嫌いは結構分かれるかもしれませんがいかんとも表現し難い独特の歌詞と歌いまわし(あれ「うたう」っていうのかなぁ)はハマったらまず抜け出せません。若干笑っちゃうというか(失礼)変なファニィさとRECK節全開の変則な韻を踏んだ歌詞は秀逸。但し!何回も言いますがおそらく好き嫌いはかなりに分かれるでしょう。
ツネマツ・マサトシのギタァ!FRICTIONの結成は'78年ですがその時点にしてこのギタァスタイル!痺れるのは兎にも角にもその金属的ギタァティスト。Albini Likeまではちょっと言い過ぎかもしれませんがひたすらにソリッドです。いいですねぇ。好み。

「が」。やはり自分がグワチィンとクるモノと同軸にて「聴く」のが礼儀のような気もするので敢えて苦言を呈しますと「軽い」の感が否めない。それはsound面にも感じますし全体の楽曲の匂いから感じてしまうのです。但し決して「軽佻浮薄」という意味では断じてないのですが。
これは「裏表」なのかなぁ、とも感じてもいます。大鷹師匠曰く『日本で最高のビート・バンドはフリクションである。heavyな重さよりもしなやかかつ性急にビィトを突き詰めていった故の独自の感覚。私の場合はそれが「裏」に感じてしまったのかなぁ。決してその「ビィト」を否定する気持ちはないですし惹かれる部分も多分にあるのですけども。ただそのビィトの中に「荒さ」といいますかもっとささくれだった感覚をvinylの中に封印できなかったのだろうかと思ってしまいます。実際当時のFRICTIONのLiveを体験した方は音源よりも荒々しさやスピィド感が凄まじかったと口にしていますし。

しかし。ただ1つ。私にとって"軋轢"を珠玉の音源たらしめているものは何か。

M9.BIG-S

この「1曲」の存在の前では30年というとてつもない年月などまるで意味を失くす。
Japanese Rockにおける「金字塔」であるとかClassic Rockの「定番」だとかの紋切り口調の批評は全くもって意味を成さない。2010年において完全なる「現在進行形」のRockにしか聞こえない。
初っ端ノイズ暴発からのRECKのグルゥヴィンな延々なるベェスリフのルゥプ。性急なるビィトに非ずheavyに重く横揺れにうねるダァクネス溢れるエクスタシィの上にメタリックなギタァが滑降。RECKのひたすらにクゥルネス突き刺すヴォゥカルは絶妙の逸品という他ない。チコ・ヒゲのドラムもRECKに呼応するように重く揺れる。凄まじくシンプルな楽曲において破壊力は絶大。

といいますか単純に私の趣味嗜好グワッチリなだけなんですけどね(笑)まぁでもそれをさておいても「激名曲」なのは疑う余地もないと思います。車の中で"BIG-S"がかかるとヴォリュゥム思いっ切り上げちゃいますね。車が横揺れにならないように気を付けたいと思います(笑)

上記のジャケットは"DUMB NUMB CD LIVE FRICTION"です。
'89年、RECK,LAPIS,SATO MINORU,HIGO HIROSHI(!!!)という超豪華メンツにてのLive albumになります。補足しておくとLAPISはFRICTION結成時の1st Gt.でありHIGO HIROSHI(gt.)はFRICTIONの前身バンドである"3/3"にベェスにて在籍、後に日本で初めて(!)であるインディペンデント・レェベル「ゴジラレコード」設立、"Chance Operation","MIRRORS"、後期"THE STALIN"にも在籍、現在は"渋さ知らズ"など計10バンド及びDJ業にても活躍…という見た目は物凄い地味な人なのに(笑)ヤってることはトンデモナイんですね。

私は洋楽ドァップリから音楽に入った人間なんですがある時期から「日本にalternativeな影響を受けているバンドっていないのかなぁ?」と積極的に漁り始めるようになりまして実はその1発目に出会って人生変わるくらい(コロコロ人生変わってますが)トンデモナイ衝撃を受けたのがまさにこのFRICTIONなんです。("軋轢"ではなかったのですけれど)
…で「苦言」だ何だと申しましたけど"軋轢"に衝撃を受けたことには変わりなかったわけで「もう一歩!もう一歩!グワチィンとこないかぁ!」との思いが捨てきれずこの"DUMB NUMB CD"を購入して…「よしゃ!うし!うし!牛?」と just fit ! nice catch! ってな感極まる情緒不安定全開!でございました。

「Classic Rock の金字塔」?はっ、そんなもん…「すててちまえ」。

そこにあるのは「完璧」に「現在進行形」なるalternative Rockin' !!! Liveならではのザラついた感触。切っ先鋭さの狭間に刺さるRECKのヴォゥカルという名のナイフ。切り裂かれるのは前半の緊張感ズァックリの流れ。

【 M1.BIG-S~M2.GAPPING~M3.REPLICANT WALK~M4.EASY~M5.CUSHION 】

ヤられる。完膚なきまで。
但し、これもまた向き合わない限りは「返ってはこない」音楽。万人向けではない…か。

それにしても「大鷹師匠」の文章には本当に痺れます。

『パンクだから、インディだから、ロックだからという甘えもエクスキューズもない。ロックのビートがスタイルじゃない、パンクがポーズじゃない、音楽のパワーが音の表面からだけのものじゃないことを骨の髄から教えてくれた日本のバンドがフリクションだった...』

こういう言葉はLiveをグヮッツリ向き合って観ていない人にしか出てこない言葉だと思います。
でもさぁ…"FRICTION"なのに最初と最後が大鷹さんのハナシでいいのかなぁ(笑)

はふ。最後に。Japanese Alternative Rockin'の中でもほんと最高に痺れるベェス・ヴォゥカルといったら何といっても今回のFRICTIONのRECKさんとThe ピーズのハルさんだなぁ。音楽性は全然違うんですけどね。とにかく上手いんだけどそんなこと関係なしに「上手い以上の何か」がグァングァンに伝わってクルところが素敵ですyo!!!  
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