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You need chaos in your soul to give birth to a dancing star.
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# YAPHET KOTTO / syncopated synthetic laments for love
 
 【★★★★★】


うわぁ…ジャケット汚いなぁ。すいません…スキャニングして手作りでぽこぽこやっているんですけどれども。いかんせん紙ジャケ故にすぐに傷んでしまう。でもそれだけheavyに聴き込んだということでどうか許して頂きたいのです。

そんな恥ずかしいまでにズタボロの「ヤフェット・コットォ」。所謂「激情エモゥショナル」の中では「大御所」なのでしょうか。「今更ぁ?」なのでしょうか。それでもやっぱり…やっぱり書きたいんです。だって大好きなんだから。

むーん、でもどうなんでしょうね、これ。人によっては思いっきり好みが分かれる音源なのかなぁ。スウィイトネスベタベタ且つ「激情エモゥショナル」としてもベタベタじゃん!と言われてしまえば「まぁ…そうかなぁ」とついつい弱気になってしまう自分がいなくもないような。iya!iya!iya!...まぁたとえそうだとしても「コイツ」は「そう」カテゴライズされるもの中の最も良質なエッセンスを誰も求めていないのに(そんなことないか)必要以上に凝縮しまくって見事に昇華しちゃいましたという本当に素晴らしい音源なのでございます。聴かないのはモッタイナイデスyo!

私が" Yaphet Kotto "という存在に凄く魅かれたのは、とあるzineを読んでいて「元気一杯!モォレツ爆発!」(とは書いてありませんでしたが)みたいなとにかくもうエナジィ溢れまくり!という存在に扱われていて「いいなぁ凄くいいなぁ絶対聴きたいなぁ変な名前だなぁ」といてもたってもいられず某SHOPにほてほてと足を運んだのです。しかしその頃の私はあまりに無知もmu-chiでありましてこの手の「おと」はおろか" ebullition "(Yaphet Kottoをリリィスしたレェベル)さえ知らず「嗚呼!本当にあったぁ!」と興奮してトンチンカンにその銀盤を握りしめたのでした。嬉しかったなぁ。ちょうどまさにその頃は自分の「音楽的革命期」でもございまして" Sleepy Time Trio "," 400years ",
" Shotmaker "etc...実に痺れる音源たちに我を忘れて" Dive "し始めた頃でもありました。で、その胸に握り締めて会計すら忘れて万引き直前になってしまった銀盤が" syncopated synthetic laments for love "(個人的に「赤盤」と呼んでいる)でございまして私とYaphet Kottoの初めての出会いなのです。初めまして。

そして家に帰って「即死」でした。ほんとに。それはもうキテレツにエナジィパツンパツンの暴発なのにどういうことなのか叙情性が溢れまくっていてギタァは轟音垂れ流しじゃなくて独特のリヅムフックありまくりでヴォゥカルは激りまくっている声と「うたごころ」が溢れ落ちそうな少年のような「うた」が絡みまくっていて楽曲はもう必要以上なまでの展開展開また展開の嵐で" Sleepy Time Trio "とも" 400years "とも全く違うオリジナリティの塊。一聴した瞬間からまさに「堕ちた」のです。むん!まさしくこういうのを待っていたんです!むん!むん!


" Yaphet Kotto " was...
Casey Watson(vo.gt.),Mag Delana(vo.gt.),Chris Story(ba.),Scott Batiste(dr.)

しかし"Ba.","Dr."はかなりにメンバァチェンジが激しかったようです。
つまり実質的には" Casey "と" Mag "がこのバンドの中核と言えるでしょう。

これははっきり確認が出来ていないのですがYaphet Kottoは" Policy of 3 "," Iconoclast ",
" Current "という恐るべき経歴を背負った人間もメンバァだったようです。もし本当だとしたら恐ろしいことです。

さてこの" Yaphet Kotto "始まりはやはり中核であるCaseyとMagの出会いから。Caseyが働いていたRecord Shopにて2人は出会い、その後" Staple "というバンドを結成。そこから" Yaphet Kotto "へと発展していったようです。" Yaphet Kotto "...何とも不思議な名前ですがこのバンド名は俳優である" Yaphet Kotto "さん(すいません…私は全然分かりません)から頂戴したものだそうな。MagがこのYaphet Kottoさんに大変入れ込んでいてバンド名に決定。そしてYaphet Kottoの歌詞はMagがそのほとんどを書いていたようです。
(3rd albumではCaseyも。聴いていて何となく…分かる)

Magはインタヴュゥで「Yaphet Kottoとして最も成し遂げたと思えるalbumとsongとは?」に対して「明らかに」「album : syncopated synthetic laments for love」「song : Circumstancial Evidence」(本作のM1.)「song : Suffocate」(1st album M9.)と答えています。
これは…嬉しいですねぇ。ニヤニヤしちゃいます。私はこの「赤盤」本当に個人的なんですけれども「絶対!Yaphet Kottoの最高傑作!」と友達に頑固に言い張っていて、しかも" Circumstancial Evidence "って「赤盤」のオゥプニングナンバァにして私の大のお気に入りじゃないですか!狂喜!
…っていうかですね、何故か私のまわりでは" syncopated... "より1st albumである" the killer was... "(私は「緑盤」と呼んでいる←ジャケ見れば分かります)の方が「絶対!傑作!」という声が圧倒的で、まぁ「緑盤」が傑作なのには全く異論はないのですがやっぱり…私は「赤盤」なんです。しかも御本人様が言っておられるのですから間違いありません!
(いやいや…聴く人が好きなものは決めるものですから私の思い入れなだけですね)

凄く興味があったところなのですがCasey やMagが普段聴いている音楽や影響を受けた音楽ってどんなのなの?っていうところですが…

Casey : Darkwood,Death in june,Forseti,Gorgoroth,Taake,Immortal,etc...
(後半はBlack Metalのようですね…)

Mag : Afghan Whigs,Versus,Mogwai,Indian summer,envy,etc...
(うひゃん!すいません!これは全て私にクリティカルヒット全開です!)

" Afghan Whigs "はもう無茶苦茶好きなんですよぉ。私がびっくりした。
まさかYaphet Kottoのメンバァからこの名前が出てくるなんて。(知ってます?)
なるほど…私は「Mag派」なんだなぁと再認識したわけですが。
   
上の画像、左が" Mag "で右が" Casey "です。envyが招聘した" Yaphet Kotto Japan Tour "のLiveに行った友達に聞いて驚いたのですが(行けれなかった…一生の不覚)「あの」少年のような声は実は「Mag」の声だと。私はもうあの声が大好きで大好きで仕方がなかったのです。びっくり。かっこいいなぁ。Mag万歳。ほんと大好き。

Magはまたそのインタヴュゥの中で「Yaphet Kottoとしての最も大切な思い出」として何とまさにそのenvyが招聘した" Japan Tour "を唯一つ挙げているのです。海外のインタヴュゥですのでおそらく日本にゴマをすったというわけでもないでしょう(苦笑)

これは" Japan Tour "時においての" Yaphet Kotto / This Machine Kills / envy "における
" 3way split "です。(画像はインナァ・ジャケット)
ちなみに" This Machine Kills "は" Dim Mak "(というレェベルです)総帥" Steve Aoki "率いる激バンドであり、Dim Makからはninedayswonderの1stやsawpitのsplitなどリリィスしております。この音源では3者それぞれの音源+3バンドのコラボレィション・ソングという夢のような豪華なコトになっちゃってますので興味のある方は是非!

さて" yaphet Kotto "の魅力って一体?ムズカシイナァ。一杯ありすぎて(笑)

うん…先ず私がとても惹かれてしまうのはヴォゥカルなんですね。Caseyの「激情」所以たる「リアル・スクリィモ」な猛烈スクリィミンも好きではあるのですが…やっぱりMagのもう必要以上に「うたごころ」溢れる少年のような声に「kocoro」を鷲掴みにされちゃうんです。本当に唯一無二の「こえ」だと思うのです。泣きそうになる。単に「ハイトォンなこえ」では済まされない「なにか」が確かに在る。私がこの「赤盤」を兎にも角にも押すのにはこのMagの「こえ」がYaphet Kottoのalbumの中で最も前に出ているからなんですよね。最強の武器なんです。で、そのMagとCaseyが絡み合うことで相乗効果をブチまける。例えば" M6.Syncopated... "のCaseyとMagの" my trust in you ! "で「共鳴」するシィンなんて泣きそうになるほどtori-hadaがたってしまうんです。
(細かすぎるかなぁ…分かる?)

そしてもうヤリ過ぎじゃないかなぁ的な展開の凄まじさ!情緒不安定なまでにドラマティックすぎて…素敵なんです。大体1曲の中に下手すれば3曲分くらいのネタが入っているような。だけど無意味に繋げている訳じゃないんですよね。ちゃんと起承転結が在る。たまにあまりに突拍子もない繋がりに「はうぅ?」って感じのときもありますが、ところが終幕の無茶苦茶に感動的な落とし所に「ヤラレた!これアリだ!」と横っ面ハッ倒されてしまうんです。エナジィパッツンパッツンな激スクリィモの癖に「ここしかない!」というピンポイントな一点に「叙情」と「寂寥」をねじ込んで…とにかく胸倉掴んで離さない展開を叩きつける。胸にグッとクルと共に…燃えます。痺れるのは「叙情」と「寂寥」でありながらもその感覚をまといながら唐突なまでの「静と動」を駆使して凄まじい「激」にてバァストしまくるのにはひたすら震えてしまうのです。
むーん…何となく今までの話の流れを総合してしまうともしかしたら「陰」の感覚を与えてしまうのかもしれないのですが決して窒息的な世界観のオンパレェドではないんですね。不思議なことに。曲によっては「開放的」と言ってもいい感覚を覚える。これはもう「展開の妙」とダァクネスの罠に陥らない「楽曲の素晴らしさ」と先程から再三訴えている通りMagの「うたごころ」溢れるヴォゥカルの賜物なのでしょう。

更に未だに私を魅了してやまないのはその独特の「ギタァフック」と「ギタァワァク」と「リズムフック」。とにかく独自の小気味よいギタァの切れ味。口で説明するのが物凄い難しいのですが「ギャラギャラギャッ!」と絶妙なSTOP感を織り交ぜて爆音なのにやたらに切っ先の鋭さは半端無いのです。
(遂に「擬音」が出てきちゃった…すいません)
また初期~中期までのenvyを思わせる「あの」リズムフック!これはもう1つの「発明」ですよね。理屈無しに生理的快感を直撃する。ヤられて当然でしょう!

【余談】
MagとCaseyの掛け合いを聴いているとスタイルはちょっと違うんですけど「日本の至宝」と言っても決して過言ではない" Dip Leg "を思い出してしまいます。" gauge mean nothing "の八王子での解散Liveの時、わざわざ岡山(だったかな)から車でとてつもない時間をかけてやってきたのは「たった30分のLive」のためで(それはもう本当に素晴らしいLiveだった)「本当は他のバンドのLiveも観たいんだけど…」とまたすぐに長い長い帰途に着いた姿はちょっと言葉には出来ません。ああいうことを「誠実」というのだと思う。本当にあらゆる意味でリスペクトしているバンドです。復活してほしいと切に願います。


" YAPHET KOTTO / WE BURY OUR DEAD ALIVE "

Yaphet Kottoの3rd(Last)album。
単独では書かないつもりですのでここに少しだけ書きます。
とても失礼なことを書いてしまうと思います。申し訳が無いです。
鈍い私の解釈ですのできっと間違いなんだろうと思っています。
(このalbumが好きな方は私の愚言など気にしないで下さい)

このalbumを聴いた時「まずい」と思ってしまいました。「ヤヴァい」じゃなくて「まずい」だったのです。いや、確かにYaphet節は健在ですしインストもかっこいい。確かにかっこいいんだけど。どうしても私の中で違和感が吹っ切れなかったのです。やはりCaseyとMagのバランス感が何だかおかしい気がしてならない。何だか異様なまでにCaseyが「前」に出過ぎているような気がする。過剰なまでのスクリィモ感覚。Yaphet Kottoの魅力は2人の掛け合いの「しなやかさ」ではなかったか。どうしてもこのalbumが前2作を超えているとは思えなかった。SHOPやネットでは「最高傑作」と掲げているけど私は首を縦には振れなかった。バンド内で何かあったのだろうかと思ったりもした。

「バンド内で…」なんてことはさすがに考えすぎですね(苦笑)
このalbumも次のstepへの途中経過なのかもなぁ…と。

しかしYaphet Kottoは結果的にこれが最後のfull albumになってしまいました。非常に残念でなりません。「残念」というかとにかくこの「憤り」を一体どこにぶつけるべきか。まぁ…家でおとなしく「緑盤」と「赤盤」を聴くことにしましょう。そしてほとぼりが冷めたらじっくりと" WE BURY OUR DEAD ALIVE "を。最後のメッセェジを見つけることが出来るかも…なんて期待しながら。


ちなみにメンバァの現在は…

" Casey Watson " ~ " Look Back and Laugh "," Never Healed " にて活動。

" Mag Delana " ~ " Savious " に一時在籍。脱退後は " The Third Victim of Abigail Rutledge " という名義のもとにてソロ活動を。(←なかなかに良いです)


" Yaphet Kotto " 日本に来てくれたのに会えなかった。本当に最低だなぁ(涙)
と思っていたら頼んでなかったのに友達が会場でテイシャツを買ってきてくれました。
本当に嬉しいです!一生の宝物です!有難う!

もちろん!今でも大切に…大切に…「パジャマ」になってます。(すいません)
だって…サイズが大きくて…。(ほんとにすいません)
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