ignition



You need chaos in your soul to give birth to a dancing star.
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# fOUL / Dostoevsky Groove
 
 【★★★★☆】


「ついてきてほしい 私のヴィジョンに」

あの…すいません、私には「ヴィジョン」など全くもってございませんのでついてきてこられても非常に困ってしまうのです。どちらかといいますとむしろ…。

「私は求めない あなたのコンセンサス」

という人のいうことを聞かない"goin' my way"故に、行き着くところ誰ひとりいない極北にて「さびしいよう」とひんひん泣いているのは自業自得以外の何物でもありません。ひん。
 
同じく"goin' my way"を貫いた果てに行き着いた場所は同じく誰もいない極北だったのに、「さびしいよう」どころかとにかくもうありとあらゆる人から凄まじいまでのリスペクトを受け続けたバンド…。
そう!"fOUL"こそが今回書かせて頂くバンドなのです!はふ!はふ!ふ!?

むん!「"fOUL"とは何者ぞ?」って、知ってらっしゃる方(熱狂的な方ファンの方多いですよね!)にはもうあまりにもしらじらしいフリなのですが、やっぱりせっかくなので"fOUL"の歴史というか生い立ちを含めてザックリとイきたいなぁと思います。

もぉ…はっきり言いまして"fOUL"これまたとんでもなく凄まじいスゥパァバンドなのです。yes!!!
メンバァは"谷口 健"(vo.gt.),"平松 学"(ba.),"大地 大介"(dr.)の鉄壁のスリィピィス!
言わずもがなにも「ぴぃん!」とクる人もかなり多いでしょう。でも!敢えて小出しに小出しに…(笑)

"vo.gt."の谷口さん非常に腰が低くていい人なのですが何故か音楽のルゥツは"スタァリン"(私"ミチロウ狂"ではかなりに負けない自信があります),"ガァゼ","ギズム"etc...。
"消毒ギグ"やらハァドコア系のLiveにも通っていたそうで…これちょっとびっくりです。
でもかなりにその世界観というか…バキバキに共振していた様子。
で!やはり谷口さんも「観る側」→「演る側」へとシフトしていくのですが幾つかのキャリアを経て行き着いたのはアンダァグラウンドシィンの歴史において絶対に避けて通ることの出来ないバンド。
そう!"BEYONDS"のヴォゥカルに君臨することになるのです!
「"BEYONDS"」…実にレジェンダリィなバンドであり、後追いではあるのですけれども個人的にもその音には「うひゃん!」と実に強烈な衝撃を受けました。
"UNLUCKY","THE WORLD CHANGED INTO SUNDAY AFTERNOON"には本当に痺れた。
"BEYONDS"、もうちょっと突っ込みますと初期のギタァはなんと"高杉大地"(ex.sawpit,envy)さんだったという事実には驚きです。
"sawpit"は日本人で唯一"ebullition"(海外のレェベル)から音源をリリィスという快挙を成し遂げ(!)、更に彼は一時"envy"にも加入していたという経歴を持っています。
またヘラさん(ex.SPIRAL CHORD 現200mph)や横山 健さん(ex.Hi-Standard)もなんと一時期"BEYONDS"に在籍しておりました。

"dr."の大地さんも同じく"BEYONDS"のドラマァだったのであり、かつ「吉本興業」所属の芸人「ダイノジ」のカタワレの実兄でもあるわけです(笑)
ちなみに大地さん、お父様は逝去されているのですがそのお父上が家で亡くなって"大の字"に倒れているところを発見し何故か?すぐさま学校の制服に着替えたというよくわからない行動をとったらしいのですが(笑)…いやまぁ笑っちゃいけないことなんですけど…何で?っていうか「ダイノジ」の名前ってそこからなの(笑)
えーと、ごめんなさい、大地さんの場合音楽のことよりも下らないエピソォド(笑)の方が多くて他にもまだあるんですけどちょっとあまりにも下品すぎて書くのが恥ずかしいのでこれで許して下さい(笑)
あの…大地さん…後からちゃんとフォロォ致しますから。

"ba."の平松さん!大好きです!いや、ベェシストとして!(笑)
はふ、平松さんはジャパニィズアンダァグラウンドシィンの聖地「北海道」のご出身なんです。
本当にそうそうたる面々の方々の後輩にあたるわけでして"eastern youth"の吉野さんや"怒髪天"の増子兄なんかに可愛がられていたそうで(笑)平松さんの高校の卒業式に「吉野&増子兄弟」が何故か出席、族といきなり揉めてたそうです。何しにいったんでしょう(笑)
平松さん自身やはりバンドをされておりまして"side order"というバンドなのですが"ワタゾウ"さんや当時の"cowpers"のメンバァなどが在籍していたという「すげぇ」バンドだったりします。
ところがまわりの先輩方々が次々と東京へと、平松さんも札幌に限界を感じたのかやはり東京に拠点を移しその東京でも"side order"を続行するのです。
びっくりなのですがその"side order"、ヴォゥカルがなんと"カンノ"(ex.Bonescratch,The Carnival of Dark-split)さんだったという。へぇ…カンノさんも東京にいた時期があったんですね。
でも本当に残念なことにあまり上手くはいかなかったようなのです。そうかぁ…。

そして"side order"のLast Liveの時、谷口さんと大地さん("BEYONDS"解散後)が平松さんに声をかけたところから遂に"fOUL"がスタァトするわけなのです!ひゅぅひゅぅ!
とはいえ…前途は…多難。
谷口さんはきっちりフルタイムに就職していて(後に退職しバンドに専念)しかも…相当ギタァがヤヴァかった(笑)そうなんです。大地さんと平松さんでこっそり「もう1人ギタァ入れる?」って(笑)
しかしその分リズム隊は異様なまでにグワッチリと鉄壁にとカタメに走るのです。
ある意味ではこのバランスが奇跡的な"fOUL"マジックを産み出してしまった。

初めて友達の家でこの"Dostoevsky Groove"を聴いた時…「ふはぁ!?」と思いました。
それまで所謂アンダァグラウンド的なモノを好んで聴いてきて、そういうバンドの人達が口を揃えてリスペクトを唱える"fOUL"、しかし…「なんじゃぁ!こりゃぁ!?」
所謂「カッコヨイ」的な感覚とは100万光年スッ飛ばされた感覚。"fOUL"の1発目のLiveで客がドン引きしたというのも分かるというか…"BEYONDS"的なものを期待してたらそりゃぁねぇ。
(「間違ってもぜってぇ"BEYONDS"なんてやんねぇからな!」的なものがあったみたいですが)
全編日本詩。しかも…やたらに独特というか"kiwiroll"にも劣らないブットヴィカタ。
異様に必要以上なまでの感情暴発と、もはやファニィというか笑っちゃうようなヴォゥカリゼィション。
これが例えば後期"kiwiroll"的な「美しいメロディ」感覚なら落とし所はあるような気もするのですが、ギタァも何もそんなもんお構い無しにわけが分からない。んあ?
「私の…キャパシティには納まりませぇん!」と唖然としてしまいました。ほんと。わからんもん。

まぁそのままほてほてと家路に着き「ほへぇー」としていたわけですが…んあ!なんだぁ?
何だかどうしても気になるのです。友達の家で聴いた"fOUL"が。
ということでとある日、わざわざ遠くの街まで"fOUL"を購入するためだけに出掛けていきました。
とにかくもう何軒も何軒も何軒も何軒もハシゴをしてようやくにその手にお宝(?)ヲ。
ふくふくと銀盤を抱えながらも若干「ここまですべきだったのかなぁ?」との思いを振り払いつつ鉄道に乗り込み、わざわざ物置から引っ張り出して持ってきたボロンボロンCDプレイヤァに銀盤をブチ込み揺ラレ揺ラレナガラinto the "fOUL"full world...へと。

目が覚める思いでした。「何だかよく分からん!」(笑)…が「これ、ヨイ!」…「これ、やっぱりヨイ!」。
とにかく!凄く引っ掛かる音源なんですよね。
一聴した感じモワァンとして上手く掴めないんだけど「なぁんかもう一回聴きたいなぁ」→2周目→3周目→以下無限ルゥプ(笑)とにかくずっと鉄道に揺ラレ揺ラレテふくふくと聴いておりました。
個人的に"sound style"としては全くの別物なんですけど「感覚的」に凄く"Fugazi"に近い印象を受けたんですね。「よくわかんないんだけどなんかいい」っていうとこが。
で、聴けば聴くほどにその魅力がざっくりと表れてくるのです。
"谷口 健"のヴォゥカル!凄くファニィで時には「マジで、ふざけてんのかなぁ」(笑)と思わせるのに独特の感情表現「激」全開にて摩訶不思議なリリックをブチまける!もぉう、ついつい口真似しちゃうんです(笑)
ギタァスタイルも独特!若干ディスコォダントな匂いが感じられなくもなくはないのかもしれないような気がしないこともないのですが(笑)ぶっちゃけていうと「へんてこりん」なんですね(笑)最高です。
"平松 学","大地 大介"のベェス・ドラムは…ヤヴァい。これはもう真っ当にヤヴァい。本物。
2人とも今まで聴いてきたバンドの中でも相当にフェイヴァリットなベェシスト・ドラマァです。痺れます。
はふ、そしてやっぱ"キモ"は「曲」なんですよね…。いいんだ。いい。いいです。負け。
とにかく「これこれっぽい」みたいな比喩が出来ないんです。唯一無二。
そういう意味においても"Fugazi"っぽいと感じちゃったのなぁ。
でも間違いなく私以外に"fOUL"に"Fugazi"を感じてる人なんて誰もいないとは思います(涙)
あくまでも基本は"谷口 健"の「うた」が中心!その上で曲は様々なヴァリエィションがありますが極めて「真っ当」なフォゥマットのものもあれば、何とも形容し難い"fOUL"likeな変則的なものもあったりと…とにかくもう…素晴らしいんです!
全然上手く伝わってないですね(笑)っていうか正直無理です。許して下さい。これを言ってしまっては元も子もないのですがとにかく「聴いて」みて下さい。"fOUL"にハズレナシですがやっぱり私は(至極個人的感覚で本当に申し訳ないのですが)この"Dostoevsky Groove"が最高傑作ではないかと。

「音源」も実に素晴らしいのですがやはり"fOUL"の真価はまさにその"Live Act"でした。
"fOUL"はその初期から"eastern youth"の吉野さんに高く評価され"eastern youth"の"極東最前線"にほぼレギュラァとして出演しておりました。
(他にも"fOUL"主催にて"砂上の楼閣"というこれまたグレィトな自主企画も敢行)
その"極東"で観た"fOUL"の"Live Act"...。
1発目の"私は求めない..."でもう!いっきなり横っ面を張っ倒されましたね!
凄まじくズ太い凶悪なヴォゥカル!おっそろしく「通る」ベェス!キモチヨイトコざくざくパワァドラム!
「音源」×300倍(当BLOG比)の凶悪な牙、剥き出しなのです。震える。

それから…もう1つどうしても忘れられないのは"裁判所の架空の訓辞"という曲の"Live Act"。
これは実は今回の"Dostoevsky Groove"収録曲ではなくて、その次のalbumとなる"煉獄のなかで"からの曲になります。
この曲、もとは"side order"という"fOUL"初期の曲を日本詩ヴァァジョンにして再収録したものなのですが、実は"side order"との名前のとおり平松さんの"side order"時代の曲で"fOUL"としては異色の曲かもしれません…が!それはもう無茶苦茶に痺れまくるのです!
とにかくこの曲の"Live Act"は凄まじかった。ただただ凄まじかった。ひたすらに凄まじかった。
グッシャリと歪みきったギタァのダァクネスなコォドワァクに凶悪なまでに凄まじいズ太いヴォゥカル。
あまりに見事すぎる展開の途中に挟まれるベェスオンリィの恍惚極限的リフのゾクリ感覚。
「あの」"eastern youth"でさえこの時の"Live"の前では「かすんで」見えた。

兎にも角にも"fOUL"は「完璧」なるライヴバンドでした。
あの姿がもう観ることが出来ないのは…本当に悲しい。


"fOUL"がとてもお気に入りだったので友達に無理矢理に聴かせたら「なんか"奥田民生"みたいだねぇ」と言われて「はう?」と思ったのですが、今考えてみるとそれってかなりの誉め言葉だったのかなぁというか…ちょっと頷ける様な気がします。
(まぁもちろん全然別物は別物なんですけど…何となく分かるような気もするような)
しかし、ということはですよ。

「 "fOUL" = "Fugazi" meets "奥田民生" 」

という未だかつて誰もブチ上げなかった異様な方程式が私の妄想の中に誕生してしまうわけです(笑)確実に気が狂っていると思いますので間違っても絶対に"fOUL"を聴く際の参考にはしないで下さい。でも共通点は思いっ切り無茶苦茶ですが「3者」ともほんとに「いい音楽」だとは思うなぁ。

これ"Dostoevsky Groove"のDisc持っている人で見つけた人います?
実はこの"Shot"、CDケェスをパキッ!と取り外すと…。
そういえば"envy"もこういうのやってましたね(笑)


その後の"fOUL"のメンバァの方々の動向ですが…

谷口さんは言うまでもなく"Reunion:BEYONDS"で鋭意活動中ですね。
正直"BEYONDS"は"BEYONDS"のままで終わらせてほしかったかなぁと若干複雑な心境です。
大地さんはで"table"(ex.BEYONDSの中村さんのバンド)で叩いていたのを観たことがあります。
現在は東京を離れ教職に就いているとの噂を耳にしたことがありますがあくまで噂なので果たして。
平松さんに関してはちょっと分からないのですがきっと素敵なバンドを続けていると信じています。
何せ「北海道組」の中では唯一の爽やかな「好青年」(笑)ですからね。いやほんとに。

基本的に"Reunion"ってがっかりすることが多いのであまりしてほしくないんですけど"fOUL"は別!「あの3人」ならいつになっても絶対に変わらないと思うんです。
谷口さん!"Reunion:BEYONDS"なんてやってる場合じゃないですyo!!!
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