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You need chaos in your soul to give birth to a dancing star.
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# i hate myself / 10 Songs
 
 【★★★】

むーん・・・"i hate myself"・・・というと『かの』バンドの"i hate myself and i want to die"が嫌でも頭に浮かんできてしまいますね・・・。
(・・・好きな曲ではあるんですけど・・・)

まあ・・・『その』バンドにインスパイアされたのかどうかは全くわかりませんが。
"i hate myself"・・・実にインパクトのある名前ですね。

"i hate myself"、Floridaにて1996年結成、伝説のmid90'sを駆け抜けていったバンドです。
レーベルは"no idea"。
私的にはno ideaの中でも相当にお気に入りのバンドなのです。

さらに驚くべきことにはとんでもないスーパーバンドでもありまして"Burnman","Die Hoffnung","Gunmoll","Pung","Stressface"という強者達から成るバンドですが、これだけ聞くとえらい人数が多そうですがシンプルに3ピースです。
(・・・被ってるんだ・・・)

むん、個人的には"Burnman"なんか激激激でかっこいいです。
no idea"sight and sound: the history of the future vol.1"(VHS)に出ていてお勧めです。観てほしいなぁ。他のバンドも痺れますよ。

とっとっと、"i hate myself"ですよね。
うん・・・そうですね・・・まさしく『激情エモゥショナルハードコア』ジャストです。
とはいえ、こういうジャンル分けをしたところでその中にも様々な形がありますので困ったものです。
"i hate myself"は・・・結構・・・シンプルに展開していきますね。
展開、展開、また展開、というような凝った曲の進め方というよりも、とにかく最大限に『静と動』をバーストさせる感覚。
徹底してその感覚に尽きます。
あまりに音量の差がありすぎて車の中で聴いていると突然「ドカーン!」とやってきてびっくりします(笑)
その辺りの感覚はオルタナティヴに近い匂いを非常に感じますね。

"i hate myself"なんて名前ですから『超激暗黒』みたいなイメージを持たれると思うのですが、これが実はこのバンドの不思議さというか、全く独自の感覚を放っているのです。
静かなパートもそうですが思い切り『激』にバーストした時に放つメロディ(・・・声は激っています・・・)とコード感が実に開放感に満ち溢れているというか、『激情』のお約束的ダークネスには絶対に陥らない。
むしろエヴァーグリーンと表現しても差し支えないくらいの開放感ある美しさを暴発しているのです。
(・・・音は激激なんですけどね・・・)
バンド名が嘘みたい。

うーん・・・これ・・・ここなんですよね。
"i hate myself"がお気に入りなのは間違いない。
ただ、アルバムの中に入ってくる微妙な哀愁感や寂寥感というところに私は思いっきり魅かれてしまう寂しい人間(笑)ですので、全編この感覚でアルバムを貫かれるとちょっと引いてしまう・・・のかなぁ。
(・・・あくまで私の好みということだけなので・・・全然OK!な方も多いかとは思います・・・)
故に好きではあるんだけど自分的にもう一歩『抜けない』感が否めないのです。

むん・・・正直【★★】くらいかなぁ・・・なんて感覚でいたのですが。

ある時、otoレコーヅのBLOGを拝見していて、たまたまyOshiさんが"i hate myself"について書かれていた文章に・・・衝撃を受けました。

実はこのCDは"10Songs"というにも拘らず11曲入っているんです。
その1曲多い曲とはCDのインナーケースに歌詞が刻まれている"To a husband at war"。
私は決して英語が堪能ではないのですが、yOshiさんの素晴らしい対訳と、また拙いながらも私なりにその英詩を読み直してみました。
To a husband at war,
Things are here, and you're over there,
and in between: land, sea, everything.
I hope you're warm, and I hope you think of me and (unavailable name) and the way things used to be.
Yesterday, a telegram said that you had died, but I knew and I know that it was a lie.
I tried to laugh but went back to my room and cried -- I mean our room.
I went back to our room and cried.
Retreat, and come back home.
これがその曲の全文です。
敢えてここに対訳はつけませんが(・・・是非otoのBLOGの対訳を読んでみて下さい・・・)それでも伝わってくるものがないですか?

まぁ・・・『綺麗事』だ・・・と言われたらそれまでではあります。決してわからなくはない。
でも!それでも!たとえそれであっても!
この『詩』とこの『曲』が重なり合った時(・・・ここが最も大事・・・)私は初めて本当に心をうたれた。
「あぁ、"i hate myself"ってこういうバンドなんだ」って。
痺れた。

余談になります。

私が本当に"音楽"にハマり始めたとき洋楽(英詩)以外のものは一切受け付けませんでした。
まぁ・・・単純にかっこいいから・・・というのもあったんですけど・・・「歌っている歌詞の意味がわからない」というところに逆に惹かれたんです。
というのは・・・何といいましょうか・・・そう・・・どんなにいい『曲』であっても『歌詞』で興醒めしてしまう・・・という感覚が非常に強かったんですね・・・たぶん。
それなら『歌詞』なんて『記号』でいい。『音』でいい。『意味』はいらない。

そしてそれは・・・とある日・・・とあるライブ・・・とあるバンド・・・"eastern youth"。
皆さんが"eastern youth"をどう思っているのか私は全く知りません。
「嫌い」であるのか「好き」であるのかも私は全く知らないのです。
ただ、ただ本当に知ってほしいとは思うけれど。
『木枠の窓』という『うた』があった。
もしかしたらそれは"eastern youth"の中でも地味な『うた』かもしれない。
その中のたった、たった一行の歌詞を吉野氏がライブで放った時、私は初めてライブで涙を落とした。
それが初めてであって、それが今のところの、最後。

『歌詞』だけでは駄目だと思った。
『曲』だけでも駄目だと思った。
その『2つ』が交わって初めてそのバンドの『表現』なんだって。

【追記:上記3行に「違和感」を感じる方も多いと思います。その感覚を否定するつもりは全くありませんので気になさらずに読み流して頂ければ幸いです。かくいう私も異なる感覚を覚える時もありますので。】

いや、別に"eastern youth"の宣伝(笑)ではないので"i hate myself"に話を戻すんですけど、結構ふざけてるのかなぁ(・・・M1.の「カ〜メ〜ハ〜メ〜ハ〜」とかねぇ・・・)と思わせつつも、実に真摯なのです。
本当に『曲』と『詩』で自分たちの『表現』が出来る素敵なバンドだなぁと私は思うんです。


えーと、その意味で、私が一番好きな曲は『足跡の光』という曲なんです。

誰の曲かわかる人・・・います?
(あの・・・"i hate myself"のこと・・・もっと書いた方がいいのでは(笑))
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