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You need chaos in your soul to give birth to a dancing star.
Mail : nandaka-kanashii [at] hotmail.co.jp
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# FUEL / monuments to excess
 
 【★★★★】

『ノーッアッポセェッ、ノーッアッポセェッ、ノーッアッポセェッ、ノーアッポセェッ!・・・アァユウゥ?』
(注:「Not up for sale ! ...are you ?」の意)
いやぁ、キタ!きましたよぅ!ゴツいやつが!
よし!それじゃあ声を揃えてみんなで、ノーッアッポセェ・・・。

・・・すいません・・・取り乱しました・・・。
と、いうくらいとにかくどえらくアッチッチな代物なんです、これは。
・・・FUEL 『 monuments to excess 』・・・。
私の中で『とにかくゴツいやつを!ゴツいやつをぉぅ!』との声が鳴り止まず、引っ張り出して参りました(笑)
んー、いやいや、とにかくこれも是非書きたかった音源なので特にタイミングとかも考えず(・・・基本的に書く順番とか全く考えていません・・・)登場したわけなのですが(笑)

『FUEL』・・・ご存知でしょうか?
いやいや、FUELの前に私が師匠と崇める『Mike Kirsch』という人物は!?
えっ!知らない!?
・・・それは・・・いけません・・・。
私にとっては敬愛する『Ian Mackaye』師匠と並ぶ最重要人物なのです!

などと私が偉そうに言うと「何を今更!」と各方面から石が飛んできそうですね(笑)
まぁ正直Mike Kirsch(・・・あ、FUELの中核です・・・)の知名度がどのくらいのものかはちょっとはかりかねるのですが、間違いなく世界中に熱狂的なファンを持ち、ある意味ではIan Mackayeさえ凌ぐのではないでしょうか。

Mike Kirschの恐るべきところはFUELにとどまらず『SAWHORSE』、『NAVIO FORGE』、『TORCHES TO ROME』、『BREAD&CIRCUITS』、他にも参加しているバンドはあるのですがとにかくもうとんでもなくMike Kirsch参加バンドは凄まじく、それはもう凄まじくかっこいい。
正直これだけの才能は見たことがないです。
これだけの才能を持ちつつもMike Kirschはアンダーグラウンドへの拘りが強かったのか、例えば音源のリリースはebullitionからが多かったり(FUELは違いますが)、故に今一つ日の目を見ない感じが否めないのですが、逆にここのところが最大の魅力でもあります。
他の音源も一つ一つ言及したい(・・・それはもう素晴らしい・・・)ところですがきりがないのでいずれまたじっくりとやりたい(なぁ)。
【訂正:ebullition #23にてFUELの本作はリリースされておりました。申し訳御座いません。】

さて、『FUEL』。
80年代後期から90年初頭に活躍したまさにMike Kirschの原点ともいえるバンドです。
ちなみに本作は私の嫌いな(笑)discography的なものでして、メインはRough Trade RecordsからリリースされたオリジナルアルバムにEP,splitを足した全18曲。
正直、長いですが捨て曲一切なしなので一気にイケます。でも長いです(笑)

・・・うーんとですね・・・。
じつはこの『FUEL』、初めて聴いたときは「あれ?」というか肩透かしをくらったんですよね。
Mike Kirschはバンドをどんどん変えていくごとにまるで気が狂ったかのように(笑)とんでもなくカオティック(的)ハードコア色を強めていくのです。
それで私の場合『逆後追い』とでもいいましょうか、『BREAD&CIRCUITS』→『TOCHES TO ROME』→『NAVIO FORGE』みたいな感じで時間軸を逆に遡っていったので、FUELを最終的に聴いたとき「・・・あれ?あんまり激ってないなぁ・・・」と棚の奥に突っ込んでしまったんです(苦笑)
(意外とこんな感じの人・・・多いんじゃないでしょうか?)

これ・・・「激ってない」っていうの・・・間違いです。
たぶん・・・きちんと真正面からFUELに向かい合っていなかったんだと思います。
FUELはMike Kirschのバンドの中でもっともメロディック色が強かったバンドだと思います。
まぁ、それ故ハードコア色の強いバンドとのギャップに戸惑ったんではなかろうか・・・と。

私はほとんどYou Tubeを観ない人なのですがたまたま何の偶然かFUELの映像を観てしまいまして(笑)、「あれ?この曲知ってる(そりゃそうだ)・・・けど目茶苦茶かっこよくない!?」。
・・・で、あらためてじっくり聴き直しました・・・。
(余談:ウチのコンポでは何故かFUELが途中から聴けなくなる?という現象がままあったためなおさら聴いていなかった・・・PCで聴き直しました)

Mike Kirschというお方はエイトというか、とにかく失踪・・・いや疾走しまくります。
何をそんなに性急に、そんなに生き急ぐのかというくらい疾走致します。
・・・油断するとおいていかれそうです・・・。
そしてFUEL最大の特徴であるメロディックさ加減。
これがまた今まで私の好みのベクトル方向のメロディックとは正反対。
内に向かう方向性ではなく、外へと向かうある意味で開放的で健全(笑、かどうかはわかりませんが)なちょっと今まで自分が避けていた方向性。
これが・・・いいんですよ!(笑)
いや!自分でもビックリしました。聴けば聴くほどその『良さ』がガツンとくるんです!
ここらへんに気付いてからゾクリと感覚が劇的に変化しました。

基本はパワーコードロック(・・・まあ、勿論もっと難しいこともやっているのですが・・・)。
・・・が・・・やっぱりセンスですよね・・・。
疾走していくパワーコードロックなんて腐るほどありそうですが、全く比べ物にならない。
90年といえばオーヴァーグラウンドではパワーコードロックといえばSuper ChunkやNirvana(・・・だってある意味そうですよね・・・)ですが、彼らもとてつもないセンスの持ち主だった。
90年という時代に彼ら(勿論FUELも)が有名無名に拘わらず存在していたのはとても興味深い。

Mike Kirsch最大の武器、その実にemotionalな激った『声』。
しかもこれまた『うたごころ』まで感じてしまうんです。素敵です。凄い。
これはFUELからその後のバンドまで一貫しています。
そしてこれまたコーラスというか激声のかけあいが生理的に直撃。
いや・・・これはもう理屈じゃないですね。
何だかよくわからないですが思いっきり一人でインチキ英語(笑)でシンガロングしています。
気持ち悪いですね。

その後のMike Kirschのバンドに比べるとおとなしいかな?なんて感じてしまう人もいるかもしれませんけど(・・・以前の私だ・・・)甘いです(笑)
もーう、全然聴けます。20年近く経った今でも。

・・・あーぁ・・・ちなみに日本でもFUELみたいなバンドっていないのかなぁ・・・。

Jawbox(?)のTシャツを着ているようですがよくサイズがあったなぁ(笑)
・・・FUEL時代はまだ痩せていたのでしょうか・・・。
| comments(2) | trackbacks(0) | 23:55 | category: fuel |
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