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You need chaos in your soul to give birth to a dancing star.
Mail : nandaka-kanashii [at] hotmail.co.jp
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# bufferins / bufferins
 
 【★★★☆】

新作が出たばかりだというのにわざわざbufferinsの1st singleを書いてしまうところに自分のひねくれさ加減を感じてしまいますね・・・。
・・・本当に申し訳ないです・・・。

とはいえ、やっぱりbufferinsに『ガツン』とヤられたのはこの1st singleなんです。

90年代初期オルタナティヴ大好きな私が常々不思議に思っていたことは「・・・どうして日本においてオルタナの影響を受けたバンドっていないのかなぁ・・・?」ということでした。
そんな中で(本当に)偶然にも奇跡的にBlood Thirsty ButchersやCOWPERS、Nahtなどという素晴らしいバンドに巡り合い、その喜びに『うひー!』と奇声をあげては白い目で見られたものでした・・・。
(・・・しかし彼らは実はグランジ的オルタナは全くルーツではないという・・・)

まぁ、そんな日々を送りつつ日課である(苦笑)BOOK OFFでの音楽雑誌漁りに精を出し、山のように購入してくるわけですが、その雑誌の中にはサンプル音源が付いているものもありまして(・・・これが実に役に立った・・・)いつも楽しみにしていたわけですが、そこで運命の『motor』(singleのM3.)に出会ってしまうわけです。
『・・・なに!bufferins!?・・・これは・・・要チェックですな・・・!』
うーん、こういう運命の出会いって音楽の醍醐味ですよね。

・・・というわけで次の日から鬼のようにbufferinsを探しまくる羽目になってしまったわけです・・・。
・・・で、苦労の末に運良くもbufferinsの1st singleをゲット致しました・・・。

bufferinsは1994年、同じ大学のサークルのメンバーというかたちからスタートするわけです。
(・・・いや、もうほんと凄いベテランですよね・・・)
初期にはVERUCA SALT(1stは名盤ですよ!)などのコピーなどをしていたそうで、うーん、なるほど頷けるものがありますね。
そんな中コピーだけに飽き足らずオリジナルにてライブハウスで活動を始めます。
そして札幌の中核ともいえるKLUB COUNTER ACTIONでもライブ活動を行うわけですが、流石というかCOUNTER ACTIONを主催するSLANGのKOさんはその存在を見逃しませんでした。
KOさん主催のSLOWのオムニバス『THE CYCLE OF THE MOON』にbufferinsは参加(曲は『BUTTER』)し、さらに本命のstraight upより本作がリリース、ちなみにその3ヵ月後には1st albumがリリ−スされます。
・・・たぶん・・・当時のstraight upでは初めての女性ヴォーカルのリリースだったと思います。

(AERO SCREAM,MOON WARK,COWPERS,CUTHBARTS,etc...とんでもないメンツですね)

ただ、もともとが初期90'Sオルタナティヴ大好きっ子だった私ですが、まさにその時期は私の音楽的大転換期とでもいうか(・・・初期Nahtなんて聴いていれば嫌でもそうなるよなぁ・・・)、ギターの大轟音に女性ヴォーカルのウィスパァヴォイスがのっかるという、ある意味ではモロにグランジというかシューゲイザー的なものを感じさせるスタイルに「・・・うーん・・・」と思ってしまったのも確かでした。
(・・・事実『THE CYCLE OF THE MOON』では正直全く期待できませんでした・・・)

・・・が!このsingleのM1.『pond』で思いっきりひっくり返るのです・・・!
・・・確かに基本の轟音とウイスパァヴォイスは変わってはいない・・・。
しかし!曲の完成度がとてつもなく跳ね上がってる!

静寂のギターリフから唐突にも凶悪に襲い掛かる硬質ながらに粒の細かい異常に重いギターの轟音。
(・・・私の物凄い好みのギターの音・・・)
そこに微妙な毒をもつミドルでのとてつもないフックを持ったコードとウィスパァヴォイス。
しかし一転、開放感溢れる疾走へと変貌。
再びミドルへと重く展開しつつもやはり最終的にはエヴェァグリーンに疾走していく。
轟音ギターに対するメロディックを奏でるギターは決して難しいことをしていないのに実に効果的に絡む。
・・・いやぁ、もう、M1.『pond』だけで完璧にうちのめされました・・・。

M2.『サクラ』、M3.『motor』ともに、M1.同様見事な展開にエヴェァグリーンな開放感全開!
うーん、これはもう曲のセンスの勝利ですね。
適当なオルタナポップの罠には決して陥らない徹底して練られた楽曲たち。
これが15年間(!)愛され続けている証拠なのでしょうか。
素晴らしい。

おっと、bufferinsはさらに素晴らしい音源もあります(・・・と勝手に私が思っている・・・)ので、是非是非ご期待を・・・。



それにしてもですね・・・一番嬉しかったのはこういう開放感溢れる音源に私が共感できる人間だと確認ができたことですね(苦笑)
だって何だかいつも取り上げる音源ってナナメってるものばっかりだったから・・・。
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