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You need chaos in your soul to give birth to a dancing star.
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# BOYS LIFE / BOYS LIFE
 
 【★☆】

うん、『BOYS LIFE』って素敵な名前ですよね!
まぁ、世の中にはバンドの数だけその名前があるということなんですが、『BOYS LIFE』、私のお気に入りのバンド名です。

さて、今回書こうかなぁと思うのはその「BOYS LIFE / st」、即ち『伝説』の1stalbumですね。
もともとBOYS LIFEの1stはかなりに評価が高く(・・・とりあえず今はは気にしない!・・・)伝説的なものだったのですが、残念なことに2008年レーベル元のcrank!が閉鎖してしまいあろうことか本当に入手困難な『伝説』になってしまいました・・・。
(・・・『crank!』の閉鎖といい『Touch & Go』の規模縮小といい・・・一体どうなってるんだろう?・・・)

その点、昔から脳天気だった私は全く意に介さずBOYS LIFEを購入していました・・・。
はっきりいってそもそも『crank!』すら知らず(・・・後にお気に入りレーベルとなるのですが・・・)、ましてや『伝説』だの何だの全く予備知識もない私が何でBOYS LIFEを買ったんだろう・・・?

あ!わかった!『zirconium』だ!(・・・読んでる人にはさっぱりわからない・・・)
えーっと、たぶん読んでいる方にはBOYS LIFEよりzirconiumの方が『・・・???・・・』という感覚だと思いますので説明を・・・。
東京の方にはあまり馴染みがないのかもしれませんが、西日本を拠点とするバンド『zirconium』。
私はそのzirconiumが大好きでして(・・・ちなみに今は亡きZKレーベルのラストリリースはおそらくzirconiumの『ここでしかいれない』・・・)、そのzirconiumの方が影響を受けた音源として上げていたのが『BOYS LIFE』や『Mineral』だったんですね。
うーん、zirconiumについては言いたいことは山ほどあるんですが、それは我慢してまた単独で・・・。

というわけで何だかよくわからないままBOYS LIFEを手に取ったわけです。

『BOYS LIFE』も『Mineral』もいわゆる世間的なカテゴライズでいうと『emo』の範疇に入るのでしょうが(私は別に何でもいいですが)、たまにライブなんかで「このバンドエモいね」なんていう会話が聞こえてきたりすると、『エモい?』と何か違和感みたいなものを覚えていたのですが・・・。
(・・・ジャンル、というか区分けするには確かに便利な言葉ですけどね・・・私も使うし・・・)

それは置いておいて『BOYS LIFE』です。
いや、一緒に『Mineral』も購入したのですけれども、BOYS LIFEの1stalbumを聴いて思ったのは『なんじゃこりゃ!』でした(笑)
いや、もちろん悪い意味ではないです。
ただ、これとMineralを同じジャンルにするのもどうかなぁ・・・と(笑)

それもそのはず、何せそのBOYS LIFEの1st『FUGAZI meets DRIVE LIKE JEHU』というかFUGAZIとDRIVEの中間にあたるようなもの、なんて称されていたのですから(笑)

BOYS LIFEはKANSAS出身ですがいやはや『KANSAS CITY PRIDE』なんて言われるほど実に個性的なバンドが多い。
SHINER,GIANTS CHAIR,SEASON TO RISK,etc...実に魅力的なバンドがひしめいていたんです。
逆にcrank!では異色の存在だったのかもしれません。
(・・・ちなみに2ndからはHEADHUNTER,CARGOに移籍・・・)

さてさて肝心の音です。
いや、確かにそう称されるとおりもう全く一筋縄ではいかない。
うーん、そうですね、困った・・・説明しづらいなぁ・・・。
・・・うん。プロデューサーがDRIVE LIKE JEHUのMARK TROMBINOであることがまさにずっぱまりであるように徹頭徹尾『変則性』のオンパレードなんです。
DRIVE LIKE JEHU的変則2本ギターは叙情性になんて目もくれません。
31G,gravityあたりが得意とするような『不協和音(若干キ○ガイ系)』というよりも『変則性』により重点を置いた曲のすっ飛ばし方。
そして実に『静と動』の使い方が上手い。
微妙な不穏を含ませつつの『静』(ここのセンスは抜群)を引っ張って引っ張ってクルか!というところでもう一歩引っ張る。
まぁ最終的にはギターが爆発するわけですが、これがまた上手いところで『静』に落とす。
轟音部も垂れ流すだけでなくIndian Summerとまではいきませんがきっちりストップのフックをリズミックに付ける。
そしてDRIVE譲りとでもいうのでしょうか予測不能な唐突なリズムチェンジ。
M7."cloudy and47"の静の中に刻まれる一瞬の叫びと鋭いギターは完全にポストハードコアの領域に踏み込んでいる。
いやらしいくらいに静と動の流し方が上手い。
よくあれだけ変則性の強い中で歌えるなぁとも思う。

・・・それでは一体何が不満?ということになりますよね・・・。
・・・そうなんですよね・・・。

つまり『FUGAZI meets DRIVE LIKE JEHU』ということが完全に裏目に出てしまったと感じるんです。
いや、95年のこの時点においてこの音は本当に素晴らしいものだとは思うんです。
早すぎるくらいです。
ただ、もしDRIVEであったなら、その変則性は確かに突拍子も無いものなんですけどキメるところはRickの唯一無二の鋭角的絶叫とJohnの変則的でありながらemotionalなギターできっちり嫌味なくらいキメてしまうんです。
FUGAZIということでいうなら、まぁFUGAZIも未だに何だかよくわからないアルバムもあるはあるんですけど(・・・正直に言ってみました・・・)、狙いは訳が分からないにも拘わらず凄まじくフックのあるアルバムが確かに存在するんです。
また、もしBOYS LIFEがいわゆるemotional的なところと全く真逆のベクトルを志向していたというのであれば、gravityの『angel hair』や『antioch arrow』に遠く及ばないでしょう。
(・・・おそらくそれはないと思いますが・・・)

・・・つまり・・・。
狙いは凄まじく良いのだけど・・・どうしても(・・・あくまでわたしにとっては・・・)『中途半端』になってしまって結局心に残らない・・・ということなんです。

何というか凄く狙いがいいだけにそのマイナスの反動がとても大きいというか・・・。


ただ・・・確かに【★☆】ではあるんですけど・・・あまりに・・・斬って捨てるには忍びない音源ですよね・・・凄いいい線いっているのは間違いないので。

ということで、じゃーん!2nd 『DEPARTURES AND LANDFALLS』 もちゃんと用意してあります(苦笑)
いつか、いつか必ず復讐の日がやってくると思いますので、BOYS LIFE狂の方は石を投げないで下さい。
(・・・ホントに・・・)
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