ignition



You need chaos in your soul to give birth to a dancing star.
Mail : nandaka-kanashii [at] hotmail.co.jp
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# bloodthirsty butchers / LUKEWARM WIND

 【★★★☆】

「またbutchersじゃん!」と4HOU8POUから非難の声がきそうだなぁ…。

んが!今回は声を大にして言わせて下さい!
金輪際bloodthirsty butchersについて書くことは2度と無いと思います。 
何故なら…私にとって"bloodthirsty butchers"とはI'm standing nowhere~LUKEWARM WIND~kocorono...にて完結しているからなのです。(もうちょっと正確に言うとテヅカオサムトリビュゥトの"名もなき星"と△の"襟が揺れてる"まで)
誤解を受けても仕方が無いのですが…私が「魂をブチ抜かれた」butchersとはまさに「ここまで」なんです。但し、決してそれ以降のbutchersを否定しているわけではありません。まぁ…全てがというわけではないのですけど"banging the drum"は大好きなalbumですしやっぱり新作は気になっちゃいます。

ただ…私にとってはもう違う"butchers"なんだなと個人的に感じてしまうのです(このあたりは以前書いたninedayswonderに近い感覚ですね…本当に失礼な言い分で申し訳ありません…個人的な思い入れなので)。

さておき、LUKEWARM WIND。kocoronoを聴いてすっかりbutchersのtoricoになった私は「他のalbumはどこなん?」と探していたところ何故かジャケが何種類もあるalbumを発見。「何故に?」と思ったのですが、これ再発盤だったんですね。他にもフクロウversionとかオリジナルとかありましたが意味も無く(笑)上のジャケを選びました。
再発盤は'99年、オリジナルは'94年にToy's Factoryからのリリィス。One Shotの契約だったのか、それとも単に売れなかったのか知りませんが(笑)Toy'sから1枚onlyのリリィスです。Toy'sって結構キツいからなぁ…。
さてコタツに潜って(冬だった)すごいヌルいスタンスで(笑)ヘッドフォンをガブリと装着したのですが…「んがっ!?ええっ!?ナニコレ!?」と凄まじい衝撃を受け…さらにコタツの奥へと潜り込みました(笑、寒いんだもん)。
だって毎日kocorono聴いてた人がLUKEWARM WIND聴いたらそりゃびっくりしますよ!もはや完全にコタツと一体化した私は興奮のあまり「マヂかぁ!そうかぁ!そうだったのかぁ!ちくしょうめぇ!」とコタツ人間バタンバタンです。迷惑だ。
いや、ほんとに嬉しい裏切りでしたね。kocoronoの跡形も無い完全なるPost Hard-Coreじゃないですか!何というか逆に納得しましたねぇ。無茶苦茶恰好良い。すげぇ。

以前ある友達がボソッと「butchersはLUKEWARMで解散してりゃよかったのに…」と聴こえないように呟いたのを私は聴き逃さなかったのですが、実は「嗚呼。嗚呼。その気持ちわからなくもないなぁ…」と共鳴する部分もあったのです。
おそらく世間的にはbutchers=kocoronoという図式になっていると思いますし、私も間違いなくkocoronoはバケモノだと思います。が。同時にLUKEWARMも間違いなくバケモノだと思う。若干LUKEWARMの影が薄い(?)のが個人的に寂しいのですが、もし体感したことのない方がいるのなら是非とも手にとってコタツ人間になって頂きたい(笑)。
兎に角'94年にしてこの音は早過ぎたのではないか。不協和音…というか変則をひたすらにブチ込みながらにしてキメには脳裏から離れることの無いキャッチィさも併せ持つ。特筆すべきはsoundと濃密に溶け合う日本語詩。正直今(2010年)まで様々な音を聴いてきたけれど、このしなやかなるHard-Coreと日本語詩の濃密なる絡み合いに勝るものは無い様な気がする。果たして如何なるものに影響を受けた結果が「これ」なのだろう。
ちなみに本作は海外録音。produceはEric Holland。余談になるがEric Hollandは"STEEL POLE BATH TUB"とも縁が深い(butchersとも共演経験あり)。

STEEL POLE BATH TUBは'90以前からの大ベテラン。実はbutchersを知る前から大好きだったバンドで'90当時は所謂"JUNK"にカテゴライズされるような音だった。Big Black,Rapeman辺りの音が好きな人にはお勧めかもしれない。
Eric Hollandのproduceのせいかグッシャリと潰れたギタァサウンドではなくナチュラルながらひたすらにsolid感が漲っている。相変わらず射守矢さんのベェスは爆音だがそこはbutchers故の恰好良さと言っていいいと思う。
注目したいのは吉村さんの歌詞。常に天然なる歌詞を披露してきた(失礼)吉村氏だがシリアス…というか所謂「恰好良い」歌詞を本作では披露。正直こういう歌詞が書ける人だったとは驚いた。賛否が分かれるところだろうがこのsoundにしてこの歌詞はアリだと思う。
世間的にどの程度本作が評価されているかはわからないが胸を衝く日本語詩とPost Hard-Core的soundの奇跡的融合は紛れも無く日本を代表する名作。事実後続に影響を与えているのは確かで、曲題をバンド名とした"LOST IN TIME"というバンドすらいる。



M1.なんだかかなしい

すげぇ。いや、本当に凄い。タイトルからして予感を感じさせられるが予感どころの話じゃない。凶暴なる激疾走の果ての極北は「 つかむ嘘 先のことなど 全て見えている なんだかかなしい 」だなんて…。正直このセンテンスと殺傷力を超えたものなど聴いたことが無い。が。感じない人は全く感じないのかも。そっちの方が幸せなのかもしれない(厭味でなく本心で)。
1曲目にして本作の全てだと思う。


M2.Don't break me

M1.と双璧を為す大名曲。もう説明なんて蛇足なのかもしれない。が。1つだけ。吉村氏のギタァに対する賞賛は誰もが知るところだが「静」におけるギタァの世界観にはもうひれ伏す以外に無い。Hardな側面に目を奪われがちだがセンスとはこういうところで発揮されるのだと思い知らされる。
このM2.,M1.にて完全降伏せざるを得ないのは仕方のないことだと思う。


はい。すいません。口調を戻します(笑)。
実は正直に言いますとM1.,M2.には凄まじい衝撃を受けたんですけど。他の曲は「恰好良い」ことに間違いは無いのですが何故か「残らない」という感覚も。あらためて50回(以上)聴いてみたのですが(本当)うーん。いや。いや。やっぱり恰好良い。否定もできないんです。というか"なんだかかなしい"と"Don't break me"が突き抜け過ぎているのでは…ということでしょうか。

kocoronoはともかく、I'm standing nowhereが【★★★★】、LUKEWARM WINDが【★★★☆】…。世間的価値観とズレてるかな。私にとってはnowhereの方が突き抜けてるんです。全曲ハズレ無し。「残る」んです。多分絶対話題にものぼらない"firebird"とか凄く好きなんです。やっぱり私は捻くれてるのかな。むん。むん(泣)。

nowhereの時に紹介し忘れたので。これはBacteria sourからのbutchersのalbumなんです。内容はI'm standing nowhereなのですが曲順が変わっています。いきなりroomブチカマしますからねぇ。Heavyっす。で。何といっても目玉はカラスの7"にカップリングされていたWaterとMother fuckerが収録されているんです。水(Water)は半端無い激名曲ですので銀盤化されたのは嬉しい限り。

むーん。何だかスリィピィス時代を神格化しちゃってるみたいですけど。


実は実際のLiveでは95%(当Blog比)裏切られてるんですよねぇ。
正直、逆消費税ですよ。全く(笑)。
| comments(2) | trackbacks(0) | 17:03 | category: bloodthirsty butchers |
# bloodthirsty butchers / kocorono

 【★★★★★】

あの…このbloodthirsty butchersの「kocorono」。
本当にあらゆる人達がリスペクトと賞賛を込めて熱く語っていますので私ごときが書くべきことなどありません。
それでも私も間違いなくこの音源に人生を変えられた人間の1人ですので。
ほんの少しだけ自分の気持ちを。
bloodthirsty butchers 「kocorono」…これは「踏み絵」です。

とても失礼なことを書いてしまうと思います。本当にごめんなさい。
きっと人間は2種類に分かれるんだろうと思います。
この「kocorono」を聴いて「何も感じない」人と「嫌でも共鳴してしまう」人。
(「何も感じない」ことは悪いことではないです。その人なりの「感性」と「生き方」があるのですから)
そして「嫌でも共鳴してしまう」人はきっと何か「どうしようもなさ」を抱えていると思います。
何に対する「どうしようもなさ」かそれは私にも分かりません。
社会に対してか恋愛に対してか人間関係に対してかそれとも自分自身に対してか。
100人いたら100通りの形がきっとあるのでしょう。

当然私にも「どうしようもなさ」は内在しています。個人的なことですので書けないのですが。
そしてこの「kocorono」の「12月」を聴くたびにいつも泣きそうになるのです。
「こんちきしょう!」…って。
痛さも感じない ウソも本当になる
何度でも食らってやる よけかた知らないから

流れ速いこの街で 自分に言い聞かせ
まだまだへこたれぬ こんどこそうまくやる

こぶしだけは ウソはつけぬ

( 「12月 トウキョウ」 )
「どうしようもなさ」を知らない人間に「何度でも食らってやる よけかた知らないから」なんて言葉は絶対に出てこない。
…押し潰されそうになる度に「12月」を口ずさんでは「負けねぇぞ!」と思う。
そう、何度だって食らってやる。

「bloodthirsty butchers」。吉村秀樹(vo.gt.)、射守矢雄(ba.)、小松正宏(dr.)。北海道出身。
中核である吉村秀樹が「30代になる前にbutchersとして最高の傑作を必ず創り上げる」としてブチ上げたのがまさしくこの「kocorono」。
ここには前作までのささくれだった「絶叫」は欠片もない。ただひたすらに「うた」に殉ずるのみ。
しかしあくまで「北からのalternative」と称された彼ら。
Gt.,Ba.,Dr.のカオスは「うた」を更に高い次元に持ち上げながらもより深くに沈み込む。

それがどれだけのものかは多くの人が語っていますし、後は聴いて頂いて…。
もし何か感じてもらえたなら私はとても嬉しく思います。
きっとあまり余計なことを書かない方がいいですね。
でも…やっぱり書かせて(苦笑)



M1. 2月 親愛なるアレックスさんへ

「kocorono」のオゥプニングナンバァ「2月」!
初っ端からの爆音に痺れるのですが実はあれって射守矢さんのベェスの音が異常に大きいんですよね(笑)っていうか全体として射守矢さんの音大きい!…んだけどそこがまたかっこいいんです。かなりにbutchers soundのカギを握ってますね。ギタァみたいな爆音ベェス。
で「うた」なんですけど…初めて聴いた時「oi!oi!大丈夫かぁ!?」って(笑)
かなりに不安定というかお世辞にも上手いとは言えないというかむしろ下(略)
なのに何故か凄く「いい」んですよね!(ここで分かれるかなぁ)
逆にこれがseikiさんみたいな声だったらぶっ壊しだったと思います。
それから基本的にそれまで「日本詩はOUT」だったのですが初めて日本詩の曲がかっこいいと。
何の違和感もなく大好きなalternative soundに溶け込んでいて。
しかもこんな素敵な「日本語詩」(病んでますが)を表現できるバンドがいるのかと。
それまで積極的に日本詩を避けていた私にはとんでもない衝撃でした。
ここから私の「英語詩」→「日本語詩」という大きなシフトチェンジが始まります。


M5. 6月 あめ、アメ、雨

これは…「kocorono」の曲の中ではあまり話題に上らないような気がするのですが。
本当に本当に不思議で仕方がないんです。なんで?
私の中では物凄い名曲だと思っています。ほんとに。
これももう始まりからのギタァとベェスの轟音から震えます。深く重く沈み込む世界観。
「うた」もいいですしバックのクリィンのギタァの揺れ具合もベェスラインも最高。
ヤヴァいのは轟音サビに至る前のギタァonlyの揺れながらに凍てつく感覚。ゾクリゾクル!
サビの轟音からの流れの重い感じは…ただただ凄いなぁと思う。圧倒。圧巻。
間違いなく名曲でしょう!でもLiveでは観たことないyo!


M6. 7月 心

これはもう私が言うまでもなくbutchersのマスタァピィスです。
たぶんこの1曲のためにbloodthirsty butchersが在ると言ってもいいくらい。
もうこのクリィンのイントロが大好きなんです。奇跡のような。
そして「うた」はまさにこの「kocorono」の真骨頂。そんなに病んでないかなぁ(笑)
6月的展開の轟音サビ前のギタァの揺れ具合にはもう言葉もありませんし、サビからの圧倒的轟音展開は凄まじいです。ギタァのカオス具合はほんともう。
ギタァカオスでの途中のブレィク部分は必聴ですね!
私の場合はギタァがグァングァンしてくれなきゃ嫌なんです!絶対!(笑)
が!それだけじゃない!普遍的な「うた」としての絶対的な力を持った曲ですね。
これのサブタイトルが「心」っていうのはやっぱり…「こころ」からなのかな。


M7. 8月 August

実は私は「kocorono」を聴いて一発で「キた」わけではないんです。
「ふーん、まぁこういうのもいいかなぁ」なんて偉そうに上から目線な感じで(苦笑)
で、とある晴れた冬の朝に雪道を「kocorono」を聴きながらギュウギュウと仕事に向かっていたわけなのですが、まさに「8月」を聴いた瞬間に突然「グワァングワァァン!」とトンデモナイ衝撃を受けたわけなのです。
「何故今までこれに気付かなかったぁ!私は阿呆かぁ!無茶苦茶にヤヴァいではないかぁ!」
…まぁ私の場合よくあるといえばよくあること(笑)なのですが一体何が原因だったのか「真っ白にたどり着く」と「雪の白さ」がシンクロしたのであろうか果たしていかに。
うーん本当に今でもはっきりリアルに憶えている瞬間だったのですが一体何が言いたいのかというと「8月」はやっぱり本当にいい「うた」だということを声を大にして訴えたいわけなんですね(笑)
何となく世間的には「butchers」=「7月」という図式が成り立ってしまっていてまぁ私も決して異論はないのですけれど私の中では「7月」と同じくらい「8月」も重要で大好きでたまらない曲なんです!
むん!本当に「6月」→「7月」→「8月」という流れは痺れますよね。そう思いません?


M9. 10月 黄昏

キた!キましたね。「ある意味」では私の一番好きな曲だという解釈もできます。
「kocorono」の中で唯一「異色」の曲というか「ピリッ」と辛口実にソリッド極まる。
あくまで至極私見的感覚なのですがalbumの中にそれまでの流れと異なる曲を1つ配置することで(当然その「曲」は断然に素晴らしいものでなければなりませんが)albumの完成度がとてつもなく跳ね上がると思っています。
(「Frodus」、「Shotmaker」、「Bread & Circuits」辺りにもその匂いは感じる)
もし「kocorono」に「10月」がなかたっとしたら私は1つ減点していたと思います。
この曲があまり話題に上がらないのが不思議というかむしろ悔しくて仕方がないと独りでふがふがと憤慨しきりの状態なのですがそれは私だけなのかなぁ。むーん。
私がもう1つbutchersに求める「攻撃的側面」をソリッドな楽曲とsoundにて見事昇華。
それまでのギタァカオスと「うた」は轟音(かつ繊細)ながらもsoftに聴く人たちを包み込むのであるのならば、「10月」はひたすらにクゥルネスなsoundで突き放しつつも更にその凍てついた「日本詩」の世界観にて聴き手を哀しく突き刺してしまう。
吉村さんはあくまで「うた」うことを突き通すけれども「絶叫」があってもおかしくない世界観。
とにかく個人的にそのクゥルなコォド感とギタァワァクに痺れて仕方がない。
前作のPost Hard-Core感と「kocorono」的メロディ感の奇跡的融合。
本当に名曲だと思う。もっと評価されるべき曲。


M11. 12月 トウキョウ

上記に挙げたとおり私の「kocorono」真芯にグッサリ刺さる個人的マスタァピィス。
「まだまだへこたれぬ こんどこそうまくやる」
そう、まだまだへこたれない。こんどこそ、こんどこそうまくやってみせる。
こぶしを握り締めてしまう歌詞に共鳴するようなひたすら切っ先鋭い楽曲。
最後を締める曲にしてまさに生き急ぐようエッセンスのみを叩きつけバッサリ終幕を降ろす。
「12月」を聴いて何も感じない人を…私は絶対に(略)


M12. 1月 January

「へ?1月!?」と思われる方もいらっしゃると思います。
(butchersを好きな方は私が言わずとも知ってらしゃいますよね!)
「kocorono」は「2月」~「12月」(無音部後のアコォスティクギタァテイク含む)という「全11曲」で構成されていて「1月」は存在しない筈なのです。ところが…。

これは「Cinderella V.A」という「kocorono」と同じく「King Record」からリリィスされたオムニバスのDiscなのですが…このメンツかなりに痺れます!
(収録バンド) SuperSnazz / D.M.B.Q / God's Guts / Naht / fOUL / 颱風一家 / U.G Man / paume / Copass Grinderz / eastern youth / we are the world / bloodthirsty butchers ...
何が凄いって半分以上全て北海道出身バンド(笑)
音源としても「Naht / Nature」、「eastern youth / 扉(別take)」といった名曲が聴けますし、個人的には「fOUL / dark on you」や「we are the world」(Less Than TVの谷さんやfOULの平松さんが在籍していた)なんか思いっ切りツボですね。

ですがこのオムニバスが「名盤」と呼ばれる所以は1つしかないと思っています。
実はこのオムニバスの最終曲とは…

M12. bloodthirsty butchers / January

「1月」は実は確かに存在していたんです。
ではどうして「1月」は「kocorono」に収録されなかったのか?
実情は分かりません。既にオムニバスにて収録したからということも考えられます。
でも私が(勝手に)思うところには…「1月」が曲としてあまりにも「素晴らしすぎた」ために「kocorono」というalbumの流れのどこにも入れることが出来なかったのでは…と考えてしまうのです。
「1月」はそれほどまでに素晴らしい曲です。が、ここでは敢えて触れません。
どうして?それは…

「1月」 を含めた「完全盤 kocorono」 リリィス決定!

という朗報をGETしたからなのですyo! ひゃふ!
ちなみに「12月」以降の無音部からアコォスティックギタァが始まるまでのtime、実はちょうど「1月」とピッタリ同じ時間なんです。
ということは…そこに「1月」が入るのでしょうか?今から本当に楽しみですね。
「kocorono」を持っている方も未だ購入されていない方も是非!
幻の「1月」を存分に堪能して頂きたいのです。
(「歌詞」が本当…凄い…やはり「漱石」か)


(詳しいことは知りませんが)個人的苦境の中で吉村さんは「kocorono」を産み出すわけですが、呪われたように苦境はリリィスしてからも続いたようで「テイシャツを作りたいのに誰もお金を貸してくれない」(笑)とかいろいろ愚痴ったりしてました。
んが!そんなことよりももっと重大なことにリリィスしたばかりの「kocorono」がなんと「回収」(!)される事態に陥るのです!一体どういうこと!?
どうやら「ジャケット」のアァトワァクに問題があったらしいのですが、「ジャケの銀色の弁当箱(BIG MUFFというものだそうです)が引っ掛かったらしい」とかいろいろ噂が飛び交っていましたがどうやら実際のところは…

これ裏面のジャケなのですがここに写っている「スヌゥピィ」がヤヴァかったみたい。
実際に回収後の「2nd エディション」では裏ジャケが変わっていますし。
「ツイてない」というよりは名盤を創り上げた上での代償ととらえるべきなのかなぁ…。

「kocorono」リリィス時代の吉村秀樹氏です。嘘みたいだyo!

かつての札幌時代、まぁ当時は「PUNKS」も「族」も「ヤクザ」も「アタマがオカシイ」という意味では全くもって同列に位置する存在だったようですね(笑)
その「族」の間でもこれだけは触れてはならないタブゥというものが存在していたようです。
「とにかくどんな族とでもいくら揉めても構わないけど、札幌にいる青と黄色のモヒカンだけには絶っ対にかかわるな!そいつらにはほんっとに酷い目に合わされるから!」
…って一体誰のこと!?

実はその「青のモヒカン」=「増子兄」、「黄色のモヒカン」=「吉村秀樹」(爆笑)だそうです!

「上の写真」と「黄色のモヒカン」…すげぇ。何があったんだろう(笑)
| comments(1) | trackbacks(0) | 20:53 | category: bloodthirsty butchers |
# i'm standing nowhere / bloodthirsty butchers


 【★★★★】

ブッチャーズのアルバムで何が好きかと言われると困ってしまうのですけれど・・・。
最近のリスナーの方ですとナンバーガールの田淵ひさ子さんが加入した後のブッチャーズのイメージが強いと思われるのですが(やっぱりステージ映えしますしね)。

・・・でも、やっぱりスリーピース時代のブッチャーズは最強だったなー・・・などと思ってしまうのです。
(そりゃぁ、もうかなり不安定でもありましたがねぇ・・・)

あ、ごめんなさい。あらかじめ前置きしておきますと、アルバムの完成度であるとか客観的な視点であるということより、もう単純に「好きか嫌いか」というところでジャッジしてしまう(・・・というかそれしかできません・・・)のでどうかご容赦下さいませ・・・。

いわずもがな(・・・?)個人的にその当時の音源はそれはもう名作ぞろいで、またまた困ってしまうのですが・・・。

さて、それはとある日、ほてほてとWAVEのCDコーナーをボーッと見ていたところ何やら「big muff」(ものすごい爆音のする機械(笑)です)が「どん!」と写っているCD(もうわかりますね・・・)があるのです!しかもなぜか邦楽で・・・。
何も考えずに「すごい音がするのかな・・・?」などと購入したのが運の尽きでした・・・。
次の日から「bloodthirsty butchers」という名前は呪いのように純粋無垢なこころに深く深く刻まれまして、ただもうオロオロするばかり・・・。

「これはもう全部のアルバムを聴くしかありません!」とこころに誓い、意気揚々とふたたび「むん!」とWAVEに向かいましたところ・・・「すいません、それ以外、全部廃盤なんです・・・」って、このバンド、人気ないんでしょうか・・・?

それでも!諦めません!その日から鬼になりました!
中古コーナーを片っ端から目を皿のようにして廻りまくり・・・。なぜか新星堂で旧譜を見つけたり(笑)
まあ、その経緯は省略いたしますが、鬼はついにコンプリートしたのです。(幻の1stはカセットでダビングしていただいたのですが・・・)
さておき、とにかくもう見つけるたびに、それはそれはうちのめされました・・・。
どれもスタイルは違うのに、全部もうドストライクなんですもん!

ああ!また前置きが以上に長くなってしまいました。悪い癖です。
・・・で、「i`m standing nowhere」なんです。(もちろん他のアルバムもおいおいじっくりと・・・)
あんまり「nowhere」って話題に出てこないような気がするんですけれども・・・。
でも!やっぱりこれは超名盤なんですよ・・・。
(車の中でもガンガンにかけてます。この間、窓を開けていたら、おもいっきりクラクションを鳴らされましたけど・・・)
 
もうとにかく捨て曲がないんです!
いったいどこをどうしたらこんな超変則な(それでいて大事なところでは歌心も感じさせる)曲が生まれるんでしょう・・・。
まさに「北からのオルタナティヴ」ですね・・・。

もう一曲目から叩きのめされてしまいます。
なんていったって曲名が秀逸!「omae ga dai-kirai da」ですよ!
これでなにも感じないなんて絶対おかしいです・・・。(感じるほうが歪んでいるのでしょうか・・・)

「alligator」もまぎれもなく名曲ですよね。popでありながら、ハードコアもちょっぴり感じさせて・・・。
(余談:ブッチャーズ・トリビュートの「alligator」もそれはもう秀逸です。ああいうカバーはほんとうにもう・・・。未聴の方はぜひぜひ!)

「thursday afternoon」!これはもう射守矢さんと吉村さんの独壇場ですね。
ほんとうにセンスがいいなぁってうっとりしてしまいます。
こういうのを聴いてしまうとスリーピースのマジックを感じてしまいます。
3人の誰かひとりが抜けてしまったら決して成り立たない緊張感。
ブッチャーズの真骨頂ですね。

そして・・・「room」!
それはもう・・・一番好きな曲です。
とにかく重く重く深くに沈みこんでいく圧倒的な世界観・・・。
吉村さんに個人的に何かあったんでしょうかと心配にさえなってしまいます。
それほどに・・・重い・・・。
「karasu」が圧倒的に突き上げる「アッパー」であれば「room」は地の底まで突き落とす「ダウナー」・・・。
両曲ともにとてつもない存在感です。

そしてブッチャーズ初期からの代表曲「i`m on fire」。
実は・・・そんなに・・・大好きというわけではないのですが(すいません・・・)やはり再録するほど思い入れのある曲なのでしょう。
「ブッチャーズ」という軸を決定した大きな存在なのだと思います。

ブッチャーズももちろん素晴らしいのですが、さらにその存在をいち早く見抜いた西村`ニッシー`茂樹氏(ex.loud machine,the groovers,現louds)の眼力にはほんとうに脱帽です。
(「nowhere」のオリジナルは西村氏のRBFより93年にドロップ)

「nowhere」は99年にZKレーベルより再発されていますから、比較的現在でも手には入れやすいと思います。
(もっとも、ZKはとある事情により現在停止中なのですが・・・いいレーベルだっただけに・・・う・・・ん)

ポスト・ハードコア的なブッチャーズを求める方だけでなく、最近のリスナーの方にもぜひ御一聴をおすすめいたします。

| comments(0) | trackbacks(0) | 01:27 | category: bloodthirsty butchers |
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